isorokuの読書日記
2016年6月14日火曜日
ちゃんちゃら
久しぶりに読んだ朝井さん
江戸時代の人々が人情細やかに描かれてます
朝井さんの小説は悪人と善人がはっきりしていてわかりやすく、そこが良いところだと思うけど、本作に関してはちょっと物足りない感もあり
終盤がばたばたしていてわかりづらい、どんでん返しが不自然、そういう目で見出すと登場人物一人一人の掘り下げも足りないように思えてきたり
本作は朝井さんの初期の作品のようなので、完成度は今ひとつだったのかもしれない
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