isorokuの読書日記
2017年10月31日火曜日
国境の南、太陽の西
いつも通り自分の殻に閉じこもる男が描かれる
さらに、何か大事なものを失ってしまった、あるいは損なわれてしまった男
その欠落を意識し埋めるのでは無くてそこにあるものとしてなお生きていかなければならない、それは我々全てに共通する話、なのか?
結局は不倫の話、色々理屈を付けても単純に不倫の話としてしか読めなかった
本作のような春樹さんの短めの長編はどうも難しい、相変わらず「読ませる」けど、残らなかった
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