2024年5月16日木曜日

つまをめとらば

青山文平さんの直木賞受賞作 といっても短編集だけど
歴史は全く関係なく現代サラリーマンと同じ悲哀を武士の世界で描く
ひともうらやむがラストが鮮烈で絶品 ひと夏もいい味 表題作は今ひとつよくわからなかった


ひともうらやむ
本家の惣領だが幼馴染でもある完璧な男が妻を殺し介錯した自らは武士をやめる、その後・・ ミステリみたいなどんでん返しのタイトルに絶句 
つゆかせぎ
俳句に生きる男 亡くした妻は戯曲を書いていた 仕事で農村に行き体を売り強く生きる女と出会う 情緒のある話 
乳付
子どものもらい乳をした女に嫉妬する妻の心情
ひと夏
武士を馬鹿にする農村で苦労しながら 事件をきっかけに信頼を得たが?
逢対
無役の旗本が数学の道に進むか料理屋の女と結婚するか職につくか迷いながら吹っ切れる
つまをめとらば
三人の妻とうまくいかなかった隠居が幼馴染と暮らしてみて感じたこと

書きかけ〜

0 件のコメント:

コメントを投稿