2024年7月16日火曜日

恋文

最近連城 さん よく読んでるけどやっぱり 直木賞受賞作も読んでおかなきゃなと まあ 再読 ではあるんだけどあんまり覚えてなかったんで 読むことにした

何だろ連城さん 結構 読んでたのが 昭和のレトロな雰囲気をベースにして男女の 話とミステリーが結構ハードに綴られるというか 男女の中と言っても ほんわかするようなものではなくてもっと 切羽詰まった ドロドロした 憎しみとかそんなものをベースにしていた それを ミステリーの衣でまとうと何ともいい味になって面白いのだったが 本作は全く違うね ただの良い話というか ちょっと驚きも これで直木賞を取ったのか? 

恋文
安定した結婚生活を捨て 不治の病となった昔の恋人を看病する夫 妻も身分を隠しその恋人と友達になり見舞を繰り返す 夫にに頼まれ渡した離婚届は夫への恋文
紅き唇 
結婚してすぐに死んだ妻の母と暮らす男に恋人ができる 義母もいるのでうまくいかなくなるが義母が身を引く 最後に口紅を買ってやる 同居には義母の想いが詰まっていた
十三年目の子守唄 
実家で年の離れた弟と母と暮らす中途半端な男 母が自分より若い男と結婚する 義父はいい男だが認めれない 弟は昔別れた女が産み落とした自分の子供だった
ピエロ
髪結いの亭主は 妻の失敗を自分の大きな失敗で隠すような優しい男 浮気したと嘘を言う妻、俺も浮気していたと出ていく夫は本当に浮気したのか?
私の叔父さん
若く死んだ姪を愛していた男が、姪の娘に姪との関係を詰め寄られる 姪の夫も彼なりに妻を愛していたことを知る 娘は不倫の末妊娠し男姪と結婚することを決意

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