2013年9月5日木曜日
グレートギャツビー
フィッツジェラルドを春樹訳で、さっき読了。
一時春樹さん訳もの、チャンドラーとかを読んでたが、本作もその頃読もうと思ってたんだけど、図書館で借りれなくて読めないでいたもの。
ネットで予約したらすぐ借りれました。
冒頭が何とも良いですよね。基本的には悲劇だけど、物語の雰囲気にすっと入っていける、いい香りのする出だしだと思います。それを春樹さんのきれいな日本語で読めるのは何とも幸せですね。
読み進めていくとちょっと叙情的すぎるというか感傷的すぎるというか、作者が浸ってる雰囲気にすんなりと入っていけない抵抗感みたいなものも感じたけど、終盤は一気にですね。
なんとなくもう一回読んでみたいな、細部をじっくりと、と思わせる本でした。
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