一躍人気作家になった 小川哲さんの短編集 刊行された頃 図書館ですぐ予約したんだけど結構 待って ようやく読めた
相変わらずものすごく面白くぐいぐい読ませる 特に短編集は嘘と聖典が抜群に面白かったのでものすごく 期待したんだけど読ませる割には残るものがほとんどない 不思議な読書体験 短編集は 簡単な内容をメモに残すようにしてるんだけど次の短編を読み終わった時に前の短編の内容がほとんど残ってなくて上手く書けなかった 読んでる時はものすごく面白いんだけどね 不思議 火星の女王にも感じたけど デビューしたころ の斬新さがなくなってきてるのかな 面白く読める小説的な技術は磨かれてるのかもしれないけど 根っこの太い部分がなんか希薄になってきてるような あの魔術師を読んだあとの鮮烈な読後感はどこに?
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プロローグ
就活のエントリーシートをうまく 埋めれない僕 付き合っていた彼女のすすめで小説のように書くことを試すうち小説を書くことが自分に合っているのではないか そしてそのためには彼女と付き合うことができないことを彼女に告げられる
三月十日
津波があった 3月11日のことは 皆克明に記憶しているが その前の日のことはよく覚えていないだろう それどころか 11日の記憶も後に書き換えられたかもしれない3月11日から付き合うことになった彼女から別れを切り出される
小説家の鏡
友人の妻が 占い師にそそのかされて仕事を辞めようとしているの止めるように依頼された私は3月10日という短編を書いた作家だその短編の登場人物になりきり占い師の嘘を暴くため 実際 占いをしてもらう 占い師は言葉だけに 私の情報を聞き取り それを全て自分が私を透視した結果だという言い方をする 占い師の嘘を描くことができたが だから何だろう 占い師は私の本当の心を言い当ててるだけなんだ 占いしてるのではなくて 私も本当の心を言ってるだけであれば無害ではないか
君が手にするはずだった黄金について
少し変わった高校時代の友人 プロの投資家として大きなファンドを動かすようになるが全ては嘘で詐欺まがいだったことがわかる 効果の時計やら 高級車を持っているというのが嘘だった詐欺て得てかねは 自分で使ったわけではないなぜ彼はそんなことをしたのか
偽物
友人の漫画家は人気者だが 偽物の時計を堂々とつけていて私の話したことをそっくり 漫画にしている 次第に彼の盗作 が問題になりだし そもそも 漫画は妻に書かせていたことが明らかになる
受賞エッセイ
氷の短編の構想を 練りながら カードの不正利用の非常事態に対処し文学賞のノミネートになったことを知らされ混乱の中で自分は何者か 小説家とは何かを考える
書きかけ〜