チャイナ・ミエヴィルの 早川ミステリの棚を探していてその 周りで見つけた作者だがなんとなく聞き覚えがあって 調べたらノーベル賞を受賞してて「小説のように」を借りようとして待つので断念した作家だった これは目の前にあったのですぐ借りた
短編集だけどノーベル賞作家らしくちょっと難しめかなと思いながら読んだ最初の表題作がドキドキラストのミステリだった!面白い!
と思って 読み進めたがだんだん 退屈になってきて 恐ろしく 退屈に思うようになってきた 何度も延長して 返却してまた借りたりして何とか読み終えた
表題作はミステリで 比較的 読みやすかったけど全体的に私小説のような趣で設定はあるが物語は無い 概ね娘とその母親の葛藤が様々な設定で描かれるが短編の作りとして分かりづらくて会話を通してなんとなく 登場人物の人間関係がわかってきて 全体像がつかめてさてどうなるのかなと思ったら特に何もなく終わる物語たち そこに熟練の筆による人間関係の妙を読み取る人にとっては素晴らしい作品なのかもしれないけど私が読みたいのは物語なんだよね これじゃない
ふとルシアベルリンを思い出した 似てるような? ベルリンはあんなに生き生きとして面白いのにな どこが似てるんだろう
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善き女の愛
検眼士の溺死を見つけた3人の子供達、尿毒症で死の床にある女の告白と湖のボートでの対決 ミステリだね
ジャカルタ
二組の夫婦の現在と過去 回想か幻想なのか 本気なのか冗談なのか? 表題は死んだことになっている夫がいるかもしれない場所
コルテス島
地下室に間借りして新婚生活を始めた夫婦 上の階の老婦人にいびられながら車椅子の老人の世話をしコルテス島の火災事故を知る やがて夫婦は出ていく 妻は作者かな?
セイヴ・ザ・リーパー
老いた女優の娘が孫たちを連れ遊びに来るが娘は帰りたがっている 車で孫を連れ怪しい屋敷に入ってしまい帰り際そこにいた少女を同乗させてしまうが無事家に戻る
子供たちは渡さない
夫の両親のもとで休暇を過ごしていた家族4人 妻は演劇に誘われその指導者と不倫し家族の元を去ることになる 夫は子供たちは渡さないと彼女に告げる
腐るほど金持ち
休暇を過ごすため父と離婚した母のもとに来た娘 母の恋人だった作家とその妻と母の4人で休暇を過ごす
変化が起こるまえ
疎遠だった父のもとに帰ってきた娘 父は医者 家政婦だった老いた女が父を手伝っていたが怪我をし父に頼まれ堕胎の手術を手伝う 娘は妊娠していたが聖職者である男に堕胎を迫られたことで別れ1人で出産するがすぐに 里子に出した話をしているところで発作で父は亡くなる 娘は父から金を分け与えられていたが 他の財産は残っていない 家政夫だった女に堕胎をゆすられていた?
母の夢
孤児でバイオリニストを目指す母は 軍で 死んだ夫の家族とともに私を産む 死んだ父の 二人の姉と痴呆症の祖母 私は叔母になつき 母を拒絶するが 叔母達の不在時に母に睡眠薬を含む ミルクを飲まされ 意識を失い死んだと誤解した叔母は精神に異常をきたし私は母を受け入れる 母はその後音楽家として自立し再婚し父の違う兄弟を生んだ