ナミヤ雑貨店の奇跡

東野さんは久しぶり、以前本屋をぶらぶらしてたら文庫本の売れ行きNo1で、家に帰ってすぐ図書館で検索したら文庫版があったので家に帰ってすぐ予約しておいたもの
予約したのは5/12で63人待ちだった、こんなものか？

連作短編のような趣もあるけどまあ長編なんでしょうね
東野さんってこういうSFっぽいミステリは昔から書いてますよね
東野さんはこれだけの人気作家でありながら作品の質が極めて高い、共通するのは単なる謎解きでは無く人間のココロに深く踏み込むような作品になっていること
だからこそこれだけの人気を維持しているんだと思う

本作もまさにそういう作品です
それぞれの悩みにぐっとくるものがあり、それらが上手く結びついて謎解きの楽しさも十分味わえる
しかし、私はこの謎解きの部分が少し鼻につきました
こういう作品はもっと不思議でもやもやしていた方が面白いんじゃ無いかと
綺麗に繋がりすぎていてかえって興醒めというか、そういう部分もあった