2018年1月15日月曜日
裏庭
梨木香歩さん初読み、読書メーターで知った
ファンタジーって苦手なんだけど直球のファンタジーだった
場面の切り替わりとかが必ずしも合理的でなく、だからこそファンタジーなんだろうけど、集中して読んでいないとわからなくなってしまって、そういうところが多分苦手な理由
本作もまさしくで結構わかりづらい
でも雰囲気があるし全体でいうとなんとなく納得させられてしまった
基本は主人公の成長譚なんだろうけど、周囲の大人たちのいろんな思惑を巻き込んでの重層的な作りになっていてかなり奥の深い物語になっていたんだと思う
多分私はその半分も理解できていないと思うんだが、それでも十分楽しめた
何にでもなれるとしても自分は自分以外にはなりたくない、ってところは良いね
あと、父親が泣くシーンにもぐっときた
キングのダーク・タワーっぽいなと思いながら読みました
この手の本はやはり苦手、次は無いなと思いながら読んだけど他の作品も読んでみたくなってしまった作家さんだった
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