2018年11月21日水曜日
じっと手を見る
窪美澄さん
久しぶりの窪さんだが予約したのは結構前だったと思う
人気作家さんですね
ふがいない僕が傑作すぎてそのあとが難しいのかなと思ってたが、本作は弱い人たちを描くという基本は変わらないものの、包み込むような優しさが加わってるように感じた
優柔不断で毒にも薬にもならないような男が出てきて、私はこういう人間は嫌いだけど、窪さんはものすごく優しく描いてる
ちょっと考えさせられた
当たり前だけど色んな人がいて、それぞれ生きてるって事ですよね
改めて啄木を思い出したりもしますね
生きていくうえでの辛さって、啄木と窪さんでは随分違うイメージだけど、底に流れているものは変わらなかったりするんだろうか?
介護士の世界が描かれてました
私はもう福祉の世界は離れたけど、結構リアルで、実態に近いんだろうなと思う
死に方、って考えなくちゃいけませんね
読んでから直木賞の候補作だったことを知った
私としては窪さんは大好きだけど、直木賞とはちょっと違うように感じます
直木賞自体がわけわかんない賞になってるけどね~┐('д')┌
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿