また宮部みゆき
近所の図書館にいつも開架されていて実はこれが読みたくて模倣犯も読んだ経緯、ようやく読むことが出来た
文庫で2分冊、上巻は事件性に乏しく退屈感は否めず
話は結構複雑になってきて下巻の中盤、解決編に入ってからは一気でさすがは宮部みゆきという出来だったと思う
夫婦間にも兄弟間にもあらゆるところに人間関係は存在して、まくってしまうと、皆いろいろなものを抱えながら自分なりに消化して生きてるってことですね。
模倣犯の前畑さんが良い進行役で、あえて子供がいない夫婦という設定にしたのかもしれない、その方が客観性が出てくるのかも
犯罪を犯してしまった子の親の気持ちってどうなんだろう
他人事ではないと感じさせる説得力に満ちた小説だったと思う
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