2026年5月15日金曜日

リヴァトン館


ケイト・モートン 
図書館でミエベルの本の 近くにあったこの作者の名前 なんとなく聞いたことがあるような気がして女性のミステリー作家だった 調べたら 本作が 代表作らしいんで借りることにした

古い時代のイギリスの空気 現代の物語と行き来しながら 語り手自身にも物語があり ラストの数ページに凝縮されたミステリ アーシュラはフローレンスの孫だったんだな この作品はマーカスが書いたという入れ子になるのか?
こう書くとかなり面白そうなんだけどそうでもない 長いこともあるけどかなり退屈だった ぐいぐい読ませるような このプロットを小説にまとめるだけの筆の力が、まだ作者には無かったんだと思う
面白いのに面白くない、微妙だった

2026-05-08
なかなか進まない 一度返却してまたすぐ借り直した 結構退屈 ようやく 半分まで来て物語が動き出した 色んな謎があるんだろうけど 前振り が長すぎてね ようやく こっから物語が始まるのかな って感じだ


p237
「 解放なんて無用のことよ。祖父母と孫のつながりは特別ですもの。はるかに単純でね」そういうものだろうか? たぶん、そうなのだ。子どもは親の気持ちをいくらか好き勝手に利用したり、乱用したりするけれど、孫はちがう。母と子の関係にのしかかる罪悪感と責任感の重しが消えている。孫への愛情は自由だ。
P557
「奥さま?」わたしはささやきかけた。視線を動かさずにハンナは言った。「エメリンのことを話しにきたのでしょう」 わたしは驚いて絶句した。どうしてわかったのだろう。「はい、奥さま」
「話しにくると思ってたわ。たとえ夫から話すなと命じられていても。長いつきあいですものね、グレイス」読みにくい口調だった。「お気の毒に、奥さま。エメリンさまのことは」ハンナはかすかにうなずいたが、墓地の遠くの一点から目を離さなかった。しばらく待ったが、わたしがそばにいることは明らかに望まれていないようだったので、なにかお持ちしましょうかと声をかけた。お茶でも? 本は? ハンナは最初は答えなかった。聞こえなかったように見えた。そのとき、だしぬけに彼女はこう言った。「あなたは速記が読めない」事実を述べたのであって、問いではなかったから、わたしは答えなかった。
あとになってハンナの言いたかったことが、なぜ速記のことを話したのかがわかった。それでもわかるまでにずいぶん長くかかった。あの朝には、まだ自分のついた嘘が果たした役割に気づいていなかったのだ。ハンナはわずかに動き、長いむきだしの脚を椅子に近づけた。まだわたしの目を見ない。「下がっていいわ、グレイス」彼女の声の冷たさに目がちくちくと痛んだ。


書きかけ〜

0 件のコメント:

コメントを投稿