2014年1月25日土曜日
信長私記
万月さんですね
コーチャンでぶらぶら本を眺めてて見つけた本、満月さんの王国記の続編がそろそろ出てないかなと思って探してたんだけど。
一人称で語られる最初の章、オンナを手篭めにするのかとおもいきや、スパッと首をはねてしまうのには驚いた。
こういう部分が満月さんですね。
何事もなかったのように振る舞う異常な信長に、同じく異常な感覚の持ち主である満月さんが重なった。
でもその後はけっこうまともな信長物っぽくなり、家康や濃姫との関わりの中で物語は進みます。
最後の母親との絡みが作品のメイン。
王国記っぽいところもありますが、あんまりうまく描けてないと思います。
信長自体が満月さんの想像を超えて実在している異常な人間だけに、満月さんの味付けがついていってないんじゃないかな。
ま、これはこれ、満月さんは一応楽しめます。
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