2014年10月21日火曜日
肩ごしの恋人
唯川恵さん、直木賞受賞作、今日読了
いかにも若い女性が読みそうな本なのでちょっと恥ずかしかったけど直木賞コンプリートのために読んでみた
軽い感じで読み味も悪くないが、とにかく若い女性の話なので、感情移入して読むのは難しかった
でも3分の1くらいまで我慢して読んだら、あとは筆が走る感じになってきて一気にラストまで
読み終わるとそんなに軽い話でも無く、まあさすがは直木賞といえる仕上がりだったと思う
作者のあとがきによれば、重たい話ばかり書いてきたけど、本作は作風をがらりと変えて軽いタッチにしたようで、作者にとって本作を書き上げることは必要な過程だったと
作者にとっても転換点となるような作品だったんだね、それで直木賞をとったんだから幸運な作家さんだと言えるんだろう
もちろん唯川さんに力量があったからこそ取れた直木賞なわけだが
で、作者さんは今はどういう作品を書いてるのかな?
読んでみたいようなそうでもないような・・・
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