2014年10月8日水曜日
海賊とよばれた男
百田尚樹さん、話題作ですね、本屋大賞。
昨年の7月17日に予約、その時は1473番目、気が遠くなりましたが、忘れた頃にメールで案内が来ました、結構うれしいものです。
ど真ん中の直球、そんなに速くは無いけどとてつもなく重い、たくさんの思いを凝縮して時間をかけて白球に練りこんで重たくなった直球、という感じの小説でした。
「永遠のゼロ」が大傑作、その後読んだ「風の中のマリア」には驚愕しましたが、「プリズム」でがっかり、「影法師」もいまひとつでした。
しかし本作で本屋大賞を受賞し、実際に読んでみたら期待にたがわぬ素晴らしい作品。
しかも仕掛けの何も無い直球の傑作だったところがすごい。
やはり力のある作家さんなんですね。
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