夜のピクニック

恩田陸さん

「三月は深き紅の淵を」は全体としてはいまいちだったけど面白い部分はあり、別の本も読んでみたいと思っていたら何と、直木賞を取ったんですね！
早速、借りれそうで評判の良い本書を借りてみました

青春ものですね
後味良く、綺麗でいい話でした

途中までのんびりでぐいぐい感はなく、読むのが少し辛かったけど、半分過ぎたあたりからは謎が少しづつほぐれてきてラストまでは一気
読み終わってみると、広がりが全くない特殊な状況下、しかも限られた時間の中で、ここまで豊かに話を膨らませた作者の力はスゴイんだろうなあ、と思いました

本屋大賞を獲ってます
いい話なんだけど、そこまでかな、とはちょっと思った