エド・マクベインの87分署シリーズの年代別で5作目
ハヤカワの番号だと???
ちょっと推理小説っぽくなかったこのシリーズだけど本作は結構推理小説らしいと思った
謎解きの面白さと言うよりは、タイトル通り、被害者の顔が見えない。故に犯人像も掴めないという辺りが、逆に現実はそういうものかもしれないというリアルさにもなって面白かった
並行して進む殺人事件が多分87分署シリーズならではで、最初からの登場人物だった刑事があっさり殺され、失態を演じた新米が意地を見せる展開にシリーズものの安定感みたいなものも感じた
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