2019年5月8日水曜日
通り魔
87分署シリーズの二作目
キャレラは最後にちょっと出てくるだけで、前回人違いで撃たれたパトロールのおまわりさんが主人公
でも登場人物はかなり重なっていてシリーズ感がすごくある
最初からシリーズで長く書く構想があったんだろうか?
前作のやりきれないような暑さといった全体を重たく覆う雰囲気はあまりないが、節目節目にノスタルジックな風景描写が入ってこれはこれで良い感じ
架空の都市ということになってるけど、ここはニューヨークらしい、作者の思い入れなのかもしれない
警官がかなり横暴で暴力的なのが時代を感じさせ、違和感はある
恋愛の話に結構ページが割かれている、このシリーズはこういう感じで進むのかな?
推理ものとしてはラストの収束がやや性急、このシリーズはミステリというよりは等身大の警官をリアルに描くということなんだろうか
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