2026年4月30日木曜日

台湾漫遊鉄道の二人


台湾の楊双子さん
自転車泥棒を先に読んだけどイギリスブッカー賞の候補になったとニュースになってたのはこの本 図書館には蔵書が 6冊もあって 19人 待ちだったのでそんなに持たずに読めた

昭和の初期 異国 台湾の鉄道で歴史を背景に 各地の美味しいものを食べ歩くお話なのかなと思いながら読み進めたが なんと これは 恋愛小説 だったんだね と思ったら結構重たい戦争ものでもあるのか?
入れ子細工のような凝った構成だがとにかく読ませる小説でもあり翻訳もの感が全くなかった ちょっとびっくりするくらい面白かった 


女同士小説と百合小説の違いがわからんな

P60
「台灣四時春 果物次第新 日日啖荔枝 不作趕路人」
台湾は四時春にして 果物次第に新たなり 日日荔枝を啖わば 路を越ぐ人に作らず(急ぐひとになならず)
P311
美島は煙に包まれたまま、しばし黙ったのち、言った。「この世界で、独りよがりな善意ほど、はた迷惑なものはございません」私は押し黙った。

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