このシリーズの最終巻の記事を見て探して借りた第一巻
京極さんの新しいシリーズものだったらしい
ないものをあるように見せ掛けるのが言葉
文字に書かれてしまえば皆嘘
わかるようなわからないような禅問答が延々と続く
京極さんらしくもありしかし分かりづらく退屈 もっとすつきりした理屈で書いてたような気がするが 私の理解が追いつかなくなっただけ?
維新とその後の時代を背景に実在する人物を本をネタに書いている、のかな 作者の趣味の世界観が発揮されるが どうもついていけない 物語自体に動きがないので理屈を楽しめないと退屈でしかない
しかし読了してタイトルを改めて見てこれが始まりってことか?と思う 次が気になる
臨終
本は屍、墓石 人は一冊の本に巡り合うために読む 死を間近にした盲目の絵画の老大家に心理学の洋書を勧める その元は漱石
発心
尾崎紅葉の書生で異常に神経質な後の泉鏡花が迷いを捨て執筆を始めるきっかけ
方便
哲学者か金に困り勝海舟の紹介で弔堂にくる 妖怪学 井上円了
贖罪
ジョン万次郎と人斬り以蔵 以蔵はすぐわかった 浅葱のイチと重なるんだが違ったっけ?
闕如 けつじょ
岩谷小波 児童文学 知らないしよくわからん 猫を預かる
未完
神社を継ぐ男 陰陽師? そこから本を引き取る 猫はそこに落ち着く 漱石がまたでてくるが?
書きかけ〜