2025年6月2日月曜日

徳寿

奥さんが食べたいと言い出して結構久しぶりの昼外食
奥さんはピリ辛牛モツ味噌ラーメン 
一時ハマってたけどもう食べたくないと言ってたがまた復活したのかな
私はハーフアンドハーフで以前すごく美味しかった海鮮塩ラーメンと、丼の方は牛すじ煮込み丼にしてみた
ラーメンの方は相変わらず美味しかったが丼はあんまりですな 牛すじは美味しいけどこれを丼にしてもあんまりって感じです

12時前に行ったら結構空いてた でも出るときは入口にかなり並んでました 駐車場はそれほど混んでなかったけど 近所の人達なのかな?
隣の席は子供連れのお母さんたちで今日は運動会の振替でお休みだったらしい それで混んでたのかも

2025年5月31日土曜日

アイコ デビュー

アイコついにデビュー!
過保護にも慣らしも3日やった
温かい日が続いたけど明日から少し戻るみたい 少し心配だけどいつまでも家で育てるわけにも行かないので外に出した
育ってくれると良いな〜!!



ついでにハーブも出した
間引ききれずに2つになってしまったが…
これは強いから育つと思います
いつ一つにするかだな・・

2025年5月29日木曜日

舞え舞え断崖


2冊 相互貸借 したうちのもう一冊 獣林寺妖変 が1971年 本作は その10年後 1981年の出版 獣林寺妖変には劣るな
最初の女形の橋 京都弁の1人がたりは何作か読んだような気がするが標準語か?と思ったら女形の男だった 面白い 自身の罪喰いも出てくるしまた 重要なモチーフの鶴は禽獣の門 赤江さんの好きな題材なのか? でもこの手の幻想譚は分かりづらい
表題作に出てくる老姉妹もいつもの赤江さんのキャラクターか?いつがけが崩れるのかという危うさと怪しさが姉妹の明るさの中でユーモアに転じているのが面白い味で逆に赤江さんらしくないようにも感じる


女形の橋
能役者をやめた女形が橋の向こうの故郷を一人語る 鶴に餌付けしながら村の罪喰として生きる者たちとくらす男も能役者 
水鏡の宮
何も映さない水を湛えた井戸に住む知恵の遅れた男 高名な劇作家の隠れた代作者である妻は男に犯され 井戸に毎年通うようになっていたが風呂で溺死 自死か?
燿い川(かがよい)
役者として成功を収めた若者 性を貪る生活を捨てるためすべてを捨て隠遁生活に入る が捨てられない 1本の大きな川が彼の体に輝き流れている
舞え舞え断崖
性を祀る崖の下の祠 狂った従兄弟のために妖精を描き続けた画家と詩人の老姉妹が崖の上と下に住み崩れるのを心待ちにする
悪戯みち
幼馴染の少女と結婚したが突然子供をバラバラにして殺し行方不明となる 子供の頃あの崖で大人の男に悪戯されていた妻は虫をバラバラにして殺す少女だった
柩の都
京都に一人旅し消息不明となったかつての教え子を探す高校教師 旅で知り合った男に抱かれ夢中になり山中で帰らぬ人となったのか? 京都の春に包みこまれた骸は誰にも分からない
黒馬の翼に乗りて
鳩舎に迷い込んできた伝書鳩の飼い主の妹と通信管で愛の短歌を交わすが少女は死んでいた 通信管を利用した従兄弟の仕業




書きかけ〜

2025年5月28日水曜日

獣林寺妖変


道立からの相互貸借本2冊のうちの一冊  赤江先生の代表的な短編が揃ってる すごい短編集 札幌市の図書館に蔵書がないのは残念 多分 廃棄したんだと思うけど廃棄の基準ってどうなんだろうね 昔 図書館に質問したことあるんだけど 司書が判断してやってます 余計なことに口出しするな みたいな回答 だった ┐(´д`)┌
相互貸借 5/17申込 5/23到着電話 5/26借入

短編集ではあるけど 4編しか収録されていないものを 初めて読んだ 結構みんなボリュームがある その中でも禽獣の門は 中編 と言っていいぐらい ボリュームがあるし 題材となっている全てが ラストでカチッとはまる 調和してるというか 
先生の作品は 歌舞伎とか能とか 絵画とか そういった 芸術の世界を舞台にしてることが多くて ただ そういう舞台で 例えば 人が殺されて その謎解き みたいになった時に その謎解きと舞台が必ずしも 密接に繋がっていない場合もある この事件はその舞台じゃなきゃダメだったのかなと そういう作品もある そういう意味で これは違う 全てがピタッとはまった名作だと思う 
殺し蜜狂い蜜は大きなくくりで言うと タイトルと先生の個性とで想像されるものに近い作品ではあったけど それにしてもラストのイメージがかなり強烈でポセイドン 変幻を思い出した 
先生の作品は一歩間違うと下品なポルノになってしまいそうな そんなところをそこに落ちないように 踏みとどまってるような そんな危うさがあるよね
やっぱり赤江先生は初期の短編だな


獣林寺妖变
偉大な歌舞伎役者の技を盗むため 彼と関係した男に自ら身を委ねるが 騙されていたことを知り すでに 男なしではいられないからだ ってなっていることに絶望しながら 自らの血を浸したものを鷲林寺の血天井に投げつけ 自らの血痕を残し 自死する
ニジンスキーの手
孤児院を飛び出し 天賦の才でニジンスキーの再来と称されるようになった天才 舞踏家 は極限まで追い詰められると獣になり相手を殺すのか? 彼が狂死したニジンスキーの道をたどることを恐れる孤児院仲間は彼の殺人を疑いながら自死する
禽獣の門
能の家元の家の次男に生まれた天才役者 長男に任せ家を出るが妻との新婚旅行で行った 小島で海の男に自らも妻も犯されるその男に魅了され男に傷をつけたという 鶴を探しついに巨大で獰猛な 鶴にあい自らも深い傷をえることで 新作能を得る 舞台初日妻は夫が自分を犯した男と同じ傷を持つ事に気付き夫を刺す
殺し蜜狂い蜜
天涯孤独な二人は子供の頃からの親友だったが B は a の全てを欲っする癖があり しかし 蜜を 自らの性器に塗りつけ 蜂を群がらせ恍惚となる Aの性癖 だけは真似できず 痴呆の少年に真似させ殺してしまう その後 2人は離れるがBの精神科医を通してまた繋がることとなり Aは 2人の関係を断つために自死する



書きかけ〜

2025年5月26日月曜日

黄昏の彼女たち


黄昏の彼女たち
いよいよサラ ウォーターズの最後の作品だ 本当に寡作 だよね もっと書いてくれたらいいのにな 綺麗な文庫本 まだそんなに読まれてないような気持ちのいい本だったけど 428 ページでふと見たら1240円もするんだね 奥付を見ると 2016年 10年近く前でこんなに高かったんだな 本の値段てずいぶん高くなってるよな 今ならもっと高いのかな デジタル化が解決策? それとも 活字というものに対して ニーズがほとんどないんだろうか やれやれ

いつものサラの世界 一次大戦後のイギリス 落ちぶれた上流階級と同性愛の女性達 役割におさまった 彼女の煩悶 
他の作品のように話し手が変わったり 時系列が逆転したり そういったことはない ストレートな 叙述で 女2人のドロドロとした恋愛劇のあとに  嵐のような 第2部 があって ノンストップ系のサスペンスの世界に続く とにかく読ませる グイグイ 読ませる それは間違いない でも それだけ?
サラをミステリー作家として捉えていた それが間違いだと思った でもこの作品でやっぱりミステリー作家に戻ってしまった そんな感じがしますね

夜愁を読んでしまった自分としてはどうしてもそこを期待してしまう ただ読ませるだけの小説に何の意味がある サラ ウォーターズ ほもっと凄いものを書く人だこの作品にはそれが感じられなかった 唯一 苦く 辛い ハッピーエンドにサラ ウォーターズを感じたくらいかな

邦題は気になるね このタイトルは ラストの情景かな オリジナルのままの方が良かったような タイトルを決めた人たちの 思い入れが入りすぎてるのかもしれない




書きかけ〜

2025年5月25日日曜日

侍タイムスリッパー


話題の映画ですな
STVラジオでアマプラでやってるって話を聴いて
末っ子のアカウント借りて見てみた




書きかけ〜

2025年5月20日火曜日

死んでいない者


滝口悠生さん初読み
友人の喫茶店のFacebook のページで紹介されてた 芥川賞の受賞作なんだね すぐ予約できた

最初は、まだ死んではいない、という意味だと思ってた でも死んでもうここにはいない、という意味にもなる どっちなのかなと思いながら借りてきた 本 をしばらく眺める日が続いたが後者だった 
お葬式の話だね お葬式 親戚一同が集まる とにかく人が多くてよくわからない 視点も結構変わる 日本の葬式という場における様々な視点を冷静な目で見て 書き留めた ってところなのかな ワクワクドキドキするような物語はそこにはない 芥川賞だもんね そんなもんかな
でも最後まで読んで やっぱり 後者じゃないかも まだ生きてる人達っていう意味かな よくわからなくなってきた よくわからなくさせるのが目的のタイトルだったのかな

いずれにしても退屈で薄い本なのに読み通すのがしんどかった 私は小説は物語だと思ってるのでこういうのは駄目です これは 小説とは言えない この作家はもう読むことはないと思う



書きかけ〜