夜の国のクーパー

伊坂幸太郎さん
読書メーターで知った本、猫が話すらしいということで借りてみた

オーデュボンが思い浮かぶ内容だけどオーデュボンほどシュールでは無く、お伽噺のような感じかな

複数の物語がラストはキレイに収束して、なかなか読ませる
こういうのを寓話というのかな、現代に置き換えていろいろ考えさせられる物語としても読める

トムとジェリー、ガリバー、吾輩は猫、そして同時代ゲームも入ってたとは！
作者の遊び心なのか、それとも深い仕掛けなのか？

オーデュボンにはガツンとやられたけど重力ピエロにはがっかりだった
本作の位置は？
微妙だけど伊坂さんの他の作品も読みたくなったのは間違いなし