石田衣良さん
衝動的に石田さんが読みたくなって借りた本の一冊
石田さんの描く小説には若い人がたくさん出てきて若い人たちの心がたくさん語られる
4TEENは年が離れすぎていて逆に入りやすかったのかもしれないけど、本作のような20台のいわゆる「青春もの」は私のような年代の人間には読んでいてちょっと気恥ずかしくなるような部分もあって、最初は入っていけない感じだった
しかし途中からぐいぐいひっぱられだしてラストまでは一気だった
一所懸命に生きる、こういうベタな主題を直球、剛速球で描いた作品
後味の良い悲しさがあった
石田さんの力量ですね
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