佐藤愛子が101歳でうんぬんという記事がGoogleに入ってきて少し調べたら直木賞取ってるんだね 小説よりエッセイのほうが人気みたいだが受賞作を読んでみた
これはダメでした そんなに厚い 本じゃないけど1冊読み通すのがちょっとしんどくて途中でやめようかと 何度か 思った 全く面白くないですこんな作品に直木賞を与えた当時の環境がよくわからない こういう作品がいい作品と面白い作品とされていたのかな ユーモア小説 ってことなのかな 心に残るものは何もないね 佐藤愛子さんはまあまあ 面白いところは 感じる やっぱり エッセイストなのかね 今度エッセイを読んでみようかな
戦いすんで日が暮れて
夫が会社を潰し 借金で作家の妻も大忙し 借金取りが毎日電話かけてくる 言われれば妻は夫の借金を肩代わりする 夫は気にせず自分を曲げず 昔のように 得意気に語り出す 娘と家政婦 がいるそういう中で暮らしていく
ひとりぼっちの女史
夫は会社を潰し 離婚したが 漫画家の妻である彼女の元には 債権者が押し寄せる日々 ある時失礼な間違い電話があったが誤解が解け 謝罪され頑張れと励まされ ふとわいた涙
敗残の春
夫が会社を潰し 借金取りが来る毎日 テレビでも公演でも金になるものは全て引き受け いつか男性評論家の肩書き 昔出会った男に 誘われるが借金まみれの女である自分は家に帰る
佐倉夫人の憂愁
画家の夫と娘の3人暮らしだがエリート大学生を下宿人 にする 変な女とは付き合わないという大学生 早く童貞を捨てろという夫人に相手をして欲しいと言われ断る 彼は若い女性を連れてくるようになるがお金で契約しているという そういう世の中になったのか
結婚夜曲
進学を控え 金のかかる4人家族 夫は 証券会社の営業所長に転職するが 成績は悪く 妻は葉っぱをかけ 金に余裕のある友人を夫に紹介する 友人はいい客になったが やがて大損を抱え 夫婦は 損失を弁償する
マメ勝ち信吉
容姿は悪いが とにかく マメで女好きでケチな男 いろんな女をモノにしてきたがバーの若い女の子だけは金を使いながらモノにできていない 未亡人の女に手を出し 捕まってしまい 結婚することになるが直前までバーの女に貢ぐ 結婚式の場でも宴会で働いてる女性に目をつける
ああ男!
映画のアシスタントプロデューサーとライターの男二人 女好きの ライターは 連れ込み旅館に泊まり 部屋を覗きながら 脚本を書き続ける プロデューサーは好きな新人女優に結婚を申し込もうとしていたが覗いた部屋に男と来ていた
田所女史の悲恋
美容師として成功したファッション会の重鎮女性は45歳にして男性経験はなく自分の美容室で働く若い男性美容師に恋していたが彼は同僚の年上女性に心を寄せていた 強引に2人を引き離し彼を新しい店に抜擢するが思いは届かない