2025年6月15日日曜日

殺人者の顔


ヘニング・マンケル初読み
スウェーデンのミステリーのシリーズものなり

これは面白い 短めのキレのいい文章で淡々と物語は進むが そこには 北欧の暗さ 重厚さ 雰囲気がたっぷり詰まってる そして 意外と コツコツとした捜査 ぶりは少しだけ砂の器のあの老刑事を思い出した 
主人公はあまりにも普通の人間 弱く だらしない しかし 捜査にかける執念だけはすごい 縄の結び方が謎のまま終わるのもそう来たかという感じ こういう部分もとことんリアルで良かった 次も読まなくちゃなあ

主人公の刑事はよくクラシック音楽を聴いてるんだけど これが声楽曲ばっかりなんだよね と思ったらオペラを愛してるっていう設定だった いいね
スウェーデンの移民 政策ってここに書いてあるような感じなのかね 労働力不足を補うためということであれば 日本もまさに似たような状況にあるような 外国人の研修生制度 ちょっと怖いものを感じた



書きかけ〜

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