2011年10月21日金曜日

ホロヴィッツ


最近バッハばかり聴いていたのでふっとホロヴィッツを聴いてみたらちょっとびっくりしました。
ホロヴィッツといえば強烈な打鍵のイメージが強かったのですが、今回聴いた1986年のモスクワ・ライヴは繊細なピアニッシモがものすごく美しく響いてました。
昔あれだけ聴いたホロヴィッツだったのに、実は全く分かっていなかったか??と思わされました。

私がクラシックを聴き始めたのは小学生の頃でFMのエアチェックが中心でしたが、最初にファンになったピアニストがホロヴィッツで、大枚はたいて買った2枚組のヒストリカルリターン(1965年)はずいぶん聴きました。
ホロヴィッツってピアノの音がそもそも他のピアニストとは違うなあと思ったものでした。ただそれは強烈な打鍵とテクニックという意味で、繊細なピアニッシモという印象は全くなかった。
なぜ今になってこんな印象を抱くのかと思って他の録音も聴いてみましたが、驚いたことにやっぱり強烈な打鍵しか聴こえてきませんでした。

今回の私の印象はモスクワ・ライヴに特有のものなのかもしれない。
ホロヴィッツの晩年ということもあるだろうし録音の技術向上ということもあるんだろう。しかしもしかしたら私の側の問題、私の年齢ということもあるのかもしれない。
今の私はホロヴィッツのラフマニノフの2番のソナタを聴きなおしてみてもあんまり心が動かなかったので。

まとまりませんが、ホロヴィッツの素晴らしさを改めて認識したという話でした。

2011年10月19日水曜日

うたう警官


本日読了。
佐々木譲さんです。
澄川・西岡の図書館には無かったので、豊平区の図書館まで行って借りてきました。

面白いです。
結構ノンストップ系。
しかし内容がショッキングですね、現実ともダブってるので一層。
警官の不正ものというより、警察組織全体の重大犯罪だからなあ。こんな話書いてしまっていいのか、と思いますね、設定がリアルなだけにね。
話としてもよくまとまってますね。ちょっと展開が安易な感じもあるけど、意外な犯人とラストの緊迫感。本当の悪者は捕まっていないというところでさっと幕引きとなるところも良い。

ただあえて不満を言うと、人間が描かれてないです。意識的なのかな。
主人公に感情移入できない。
ここら辺がいい小説と優れた小説の違いのような。
あえて言うとですけどね。

この作家力ありますね。
北海道の作家がこんなに面白い小説を書いてくれててうれしいです。
図書館ですぐ借りれないのが難点だけど。

2011年10月16日日曜日

龍の契り


服部真澄さんです。10月15日読了。
ずいぶん話題になった小説だったと思います。
読みたいなあと思いながら読めてませんでしたが、力のある作家のようでその後も順調に作品を発表してますね。図書館でターゲットが見つからなかったおかげで今回ようやく読むことができました。

しかし登場人物多いですね。
物語に入ってくのもゆっくりで、読み進むのがしんどいです。
後半に入ってからも新しい登場人物が出てきた時は疲れました。

そういった細かすぎる部分がある反面、ラストにかけての展開は急すぎて、特に飛行機に乗ってから長老に会うまでの経過は飛ばしすぎ。そこにチャーリーが突然現れる部分も手を抜き過ぎじゃないの?
話自体は結構面白いというか、アイデアは良いと思いますけど、長編に仕上げていくうえでの力が不足してるような気がしますね。
人間も全然描けてないと思います。
全体的にアンバランス感が強いです。

この作家はもう読まない。

2011年10月15日土曜日

airのportable

ポータブル化成功方法

DealExtream 欠品 その後


さっき届きました、欠品だったもの。10月15日です。
8月14日が注文日だったのでちょうど2カ月ですね。
でも時間がかかったなあという感想はないです。忘れずしっかり送ってくれてよかったという感じ。
しかも、書留で来ました。
国際郵便書留ですよ。
2ドル弱の面白グッズで来なくてもいいやと思ってたものなのに。

DealExtreamしっかりしてますね~。
感心しました。
最近いろんなサイトで広告見るようになりました。以前からあったのかもしれませんけど。
DealExtreamお勧めですよ。

2011年10月11日火曜日

ワイセンベルク


ずっとレデイガガにはまってたのに、最近は一転してバッハだった。ゴルトベルク。そのついでに聴けたワイセンベルクのバッハについて。

聴いたのはパルテイータ全曲と半音階的幻想曲~、イタリア協奏曲。
まずはパルテイータ全曲ですが、バッハのこの手の曲集は、イギリス組曲、フランス組曲、パルティータ集といったところですけど、私は昔はフランス組曲の4番、優雅で美しい旋律が大好きでしたが、フランス組曲については4番以外はあんまりですよね。
イギリス組曲はちょっと厳しすぎるような。
というわけで、今はパルティータ集がお気に入りだったので、楽しみに聴きました。
ワイセンベルクについては2番はもってましたが、全曲まとめて聴くのは初めてだったし。

相変わらず機械的な演奏かと思いきやそうでもなくて歌わせる部分もありますね。早いパッセージは機械的にビュンビュン鍵盤をたたいてく感じですが、バッハってこういう淡々とした部分が大事ですよね。
こういうところって、よりポピュラーな半音階とかイタリアとかでより効果的かもしれません。すっきりとよどみなく流れるような演奏になってます。

ワイセンベルク良いですね~。
ラフマニノフ弾きというイメージがあったけど、バッハもよく弾くんですね。
リストを弾かないのが不思議、ソナタを聴いてみたいな。

2011年10月10日月曜日

モテキ

モテキ

今日久しぶりの漫画喫茶で読了。映画化されたやつですね。

内容的には何もない漫画だと思います。
モラトリアムを引きずっている男の話です。
読んでていらいらします。
ラストもぴったりはまりません。
こんなのが今のオトコなのかな。世間的には共感されるのだろうか。

いったん終わった後の4.5巻目の方が面白かった。
本編のサイドストーリーって面白いですね。視点を変えると物事違って見えますよね。吉田秋生のラヴァーズキスだったかな、そういう構成だったような。すごく面白かった記憶がある。

絵はうまいですね。
アイアムアヒーローの花沢さんに似てるかな。
最近の漫画家は絵のうまい人が多いね。うまいというか、精緻なんですね。
おもしろさとは全然関係ないと思いますが。

昔、マンガ調、劇画調という言葉があったけど、この手のマンガはリアル調という感じかな。
GANTZは3DでモデリングしてるらしいけどこういうのはPCとの融合調?コブラが出始めだったような。

こういう絵(リアル調の絵のことです)は見ていてそんなに楽しくないですね。あくまで個人的な趣味の問題でしょうけど。
マンガとしてのおもしろさにもつながっていないと思います、繰り返しになりますけど。
私は絵としてはマンガ調が好きです。シンプルな線で個性的な絵を書いて欲しいです。