2023年1月18日水曜日

82年生まれ、キム・ジヨン


韓国の女性作家で読書メーターで知った
女性が差別の中で精神を乱すまでを描いてる
韓国社会における女性を描いて問題作なのかもしれないけど、日本だと昭和初期はこんな感じだったのかなと思いながらもどこか現実味がない
これでもかと女性差別が描かれ、読み始めは興味深く感じたものの終盤になるともうそれはいいよって感じになり読み通すのがちょっとつらかった
小説を通して社会に対して問題提起すること自体は結構だと思うけど、私は小説としての面白さをもっと感じたかった。読む楽しさを殆ど感じれなかったのは私が男だからなのかな??
ラストも強い皮肉で終わっていて後味は良くない。ちょっと残念な作品だった。

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