2011年9月14日水曜日

眠りなき夜


北方謙三さんです。
昔この作者の時代小説を読んだことがあり、結構面白かったのでいつかミステリーも読んでみたいと思ってました。

作品としては弁護士を主人公にしたアクションサスペンスです。
つまらない小説です。いくつか賞を取ってるようだけど信じられませんね、昔はこのような小説が評価されてたのかな、時代も変わったな、という感じです。

まず肉体派の弁護士が大活躍というところがよくわからない。
大物代議士が直接愛人を殺しに行くあたりもわからない。
全体に設定というか話の持って行き方に無理がありすぎ。
人が簡単に死にすぎ。
セリフが臭すぎ。
筋もみえみえ。
良いところはほとんどないなあ。

テレビの2時間ドラマの原作には良いのかな。
そんな感じでした。

2011年9月13日火曜日

vistaというos


職場のパソコンの調子がずっとおかしかったんだが(今にして思えばこの職場に来てからずっと)、そのことを庶務の女性に言ったらパソコンを変えてくれた。
で、xpからvistaに変わった。
悪名高いvistaなんでちょっと嫌だったが、これがなかなか使えますね。

デスクトップはエアロなんか使ってないし極力古いウインドウズスタイルで使ってるせいか、メモリは1Gしか積んでないけど不満なく動いてくれてます。
新しいIEはMDIになってるし、エクスプローラもツリービューにショートカットを置けるあたりが使いやすい。
ちょっと憧れてたサイドバーのガジェットも悪くない。
ウインドウズOSって基本重いけどメモリたくさん積めばいいじゃん的なアメ車的OSだと思ってたけどそんなにひどくもないんだね。
どうしてもIEにマウスジェスチャをつけたかったので、それ用にはかざぐるマウスというフリーソフトを使ってます。これ結構すぐれものですね。職場は本当は勝手にソフト入れちゃいけないんだけどこっそり使用中。

しかし今は7の時代らしいのに新しくなったOSがvistaというのもなあ。
でもxpでも仕事には困らないんだよな。
ビジネスユースのパソコンのあり方ってどうなのかね。
常に最新OSを必要としている企業がどれくらいあるのか。MS社も考えたほうがいい。
というか、金もうけのために常にOSのニューバージョンを出さざるを得ないMSをやめて、LinuxとかGoogle系のOSに切り替えることをわが社も考えるべきなんだろうなあ。

ハードボイルドとは?


今、北方健三のミステリー系を読んでて、いまのところつまらないのでやめようかなと思いつつ、ちょっとwikiを見てみたら、何と北方謙三の作品がハードボイルドということになっていて驚愕した。
こんな感情べったりの安い文体がなぜハードボイルドなんじゃあ??

で、検索してみたら、ハードボイルドって探偵小説、しかも冷酷非情系をさす言葉になってるようですね。そこにはスマートさというかカッコよさというか、強くてタフでそれでいて優しい、そんな雰囲気も漂ってるような。
言葉の問題なんで正しいも間違ってるもないんでしょうけど、私としてはこんな意味でつかわれていることはとても残念です。

私的には、ハードボイルドはヘミングウェイです。ポイントは感情表現を用いないところです。そして簡潔で力強い文体、そう、文体をさす言葉です。だから内容は関係ないです。ハードボイルドな甘い恋愛小説だってありです。

北方謙三の小説が面白いかどうかの議論はしませんが、ハードボイルドという表現ははっきり言って全く違ってる、完全な間違いだと思います。
とはいっても言葉の問題なんで、多くの人がこういった小説をハードボイルドと呼ぶのならそうなんでしょうね。
ちょっと寂しいです。

シガテラ


古谷実さんのマンガです。9月10日に全6巻立ち読みしました。

稲中卓球部の人ですが、私は稲中は読んでないです。
「ヒメアノール」をマガジン連載中に読んで薄気味の悪さと同時に何か引き込まれるものを感じてからちょっと注目してました。
で、読んでみましたが、後味のあんまり良くない、何となく設定やストーリー的にヒメアノールと似た漫画という感じですね。
物語的に伏線が収束していない部分もあって消化不良もあります。
もっとしっかり書いてほしいな。

個性は強烈にある、毒もある、面白い作家だけに頑張ってほしいんですけど。

2011年9月11日日曜日

吉兆天女


9月11日読了
吉田秋生さんです。夜叉等を読む前から読んではいたので結構時間かかりました。
読み進めている間は不思議な謎の女の話という感じでしたが、読み終えるとさすが吉田さんの作品ですね。結構深い余韻があります。

でもこの作品って連載中は人気あったのかな?
ものすごくおもしろい展開があるわけでもない地味な作品って感じですけどね。
あと、吉田さんって基本的にハッピーエンドにはしないんですね。
ラストは悲しいです。物語としてはこれでいいのかもしれないけど、悲しいです。
スカッとした作品も書いてほしいなあ。

山猫の夏


9月11日読了。
船戸与一さんです、初めて読みました。
骨太で男くさい、かっこいい小説ですね。
ラストはちょっと泣かせます。
スケール大きいです。
読んでて楽しい、エンタテインメントですね。

文章はふつう。
山猫のセリフはかっこいいけどぐいぐい読ませるってほどでもないです。
物語自体に深さみたいなものもないかな。
長旅の時間つぶしに良い感じかな。

2011年9月4日日曜日

流星の絆


東野圭吾さんです。昨日読了。
TVドラマの原作本です。

TV見てたんでどうかなと思いましたが、やはり純粋な本の読後感は難しいですね。
ほぼドラマは原作通りでした。なので、結末を知ってる推理ものということになります。
TV見てからそんなに時間もたっていないので細かいところも覚えてるし。
そういった意味では原作になることって小説にとって良いことなのかどうか疑問ですね。
まあ読者は増えるんでしょうけど、読者に十分な読後感を与えることは難しいんじゃないかな。
というわけで感想は難しいです。
面白くなくはないけど面白かったのかどうかは分かんない。