2024年7月3日水曜日

熱帯雨林の客


赤江瀑さん
私の読書データベースで赤江さんは 91年に花曝れ首という作品を読んだことになっていて多分これは 本書の間違いだと思う それぐらい花曝れ首という小篇が気に入ったんだな 30年以上経って 読み直して少し覚えてたやはり いいね これこそ赤江さんの世界だと思う


恋怨に候て―7
鶴屋南北 狂言 作家になるために好きな大店の娘を諦め 歳の離れた女を妻にしたが 蜘蛛を使って妻を苦しめる 娘の夫になった男は南北のことを知り浮気し恨まれ家に火をつけられる 娘の子供が語りてで蜘蛛つかいになり南北の弟子になる 良くわからん

ホルンフェルスの断崖――65
学生運動で恋人を失った女が組織に復讐し狙われ続ける 女は衝動的に殺人を繰り返すようになり殺した娘の姉に断崖で殺される その殺人を目撃した語り手が組織が女を探すために作った動画を見るところから始まる物語

花曝れ首——121 -
これは少し覚えてた 男色 幽霊 先は地獄と知りながら踏み込む決意をする女 暗いはずなのに明るく力強い

影の風神――161
ある日飛んてきた人形 虐待された過去 殺人への衝動

熱帯雨林の客-205
笛と熱帯魚の世界 妻を若い男と浮気するよう仕向ける絶望の男 怪しすぎる笛の響

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