2024年12月6日金曜日

冬に子供が


24/5/1予約 そんなにかからなかったかな
思ったより読みやすそうだし短かそう

外国のミステリーを読んでてディケンズ的というか登場人物とか場所とかの細かい描写にああこれが向こうの長編なんだよなと思う そこに佐藤さん これが彼の長編 背景も登場人物も語り手もよくわからない 何が謎なのかすら そこから徐々にぼんやり見えてきて 気がついたらページをめくる手が止まらなくなってる 相変わらずの佐藤さんを読めた喜びと 鳩 や 月 を超える作品ではなかったな という少しのがっかりと
本作は前述の2作と比べると佐藤作品としては比較的読みやすいしあんまりもやもやしてなくて分かりやすかったと思う
ただいつも何を書きたいのかよくわからない、そんなことは考えずに楽しめばいいんだと思うんだけど今回は少し心に残る言葉があった 小さなことが大切 という杉森母さんの言葉 冷めないスープはない、みたいな嫌味がなくストンと来た 佐藤さんも年取ったのか(笑)


読書メーターに登録したら933番めだった
直木賞作家の受賞後第一作としてはどうなんだろ、少し寂しい
でも佐藤正午という作家はそういう作家だと思う それでいい 直木賞を取ったのが間違いだったような気がする ちょっと不思議で読みづらい だけどはまるとすごい そんな作家さんだから


書きかけ〜

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