小川哲さん
図書館の予約日が23年6月13日 かなりかかったな〜
コーチャンフォーで 平積み されてた 分厚い本 今でも覚えてるけどもう2年近く前 ってことになる その頃はまだ 小川さん 読んでなかったかもしれない
骨太 硬質な文体もそうだが たくさんの登場人物たちそれぞれが揺るがずどっしりしている
200ページぐらいで細川の思想が語られるこの方向の方だったんだな歴史の再構築 なのか
300ページ 過ぎたあたり 細川の演説にようやく この本のテーマが明らかになったと思う
天気 凝った説明 作者のこだわりを感じる
ゲームの王国、系の本かな
短編集嘘と聖典が結構強烈だけど
クイズもすごく面白かった
こういう系は難しいな
小川さんの作品は面白いけど登場人物に対する感情移入がしづらい できない本作で言うとあえて主人公はとなると 細 川ってことになるだろうけど 感情移入を拒否するような そういう人物造形になってるよね 推理小説にしても結局人がかけてないと面白くないっていうのがいつも感じることだけどこの作品では人をかけてないと思うでもテーマが恐ろしく 骨太で面白く読ませるんだな でもやっぱり難しいな 小川さんはこれから どっちに行くんだろう いずれにしても読み続け たい作家ではあるな
これは直木賞を取ってたんだったそういう目で見るとすっきりしない部分もある人がかけてない作品が賞を取るのか 重厚で繊細なテーマを多くの登場人物たちで語らせる 作者の力量は素晴らしいと思う そこが 直木賞のポイントなのかな 違うような気がする