2025年9月11日木曜日

湖の女たち


今話題の 国宝 の作家吉田修一さん 昔やっぱり 映画だったね 悪人を読んだことがあったけどあんまり 印象に残ってなくて それ以来 名前を知ってるだけで読んだことはなかったけど結構 いろんな作品を 書いてるようなので読むことにした さすがに国宝は借りれなかったので本作も 映画になってるようだけど借りてみた

読み通すとミステリのように感じてしまうけど明らかに主要な登場人物である彼女の物語は事件とは関係ない 堕ちながら戻ってきた彼女と堕ちていることすら自覚せずに危険なゲームを繰り返す少女の対比を描いたのか、美しいけれども閉じているどこか息苦しい湖を舞台にして? 戦争の仕掛けは外されて面白かったけどやっぱりすっきりしない 吉田さんむつかしいな、芥川賞作家って感じ はあるね

主要な登場人物のもう一人であるあの刑事はタイトルの外側にいるんだろうか?ちょっと気になるよなあ

文章にそんなに特徴があるとは思えないけどちょっとドキッとする展開が高村薫の照柿を思い出すあのギラギラした暑さの中の 合田雄一郎

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