マグヌス シルヴィー・ジェルマンさん初読み
ク・ビョンモが破砕巻末のインタビューで好きな作品を問われて答えてた作品 図書館にもあって誰も借りてなかったのですぐ予約した ドイツの作家だと思ったけどフランス人 なんだね まあ 名前を見たら ドイツ人じゃないもんな
詩的で叙情的 で 哲学的に ゆったりとしていながら激しい物語 も あった ついにわからない 正体不明の自分 でも自分が誰かわからなくても生きていくことはできる ってことですかね
面白かったのかどうかは微妙だけど こういう物語もたまにはいいかな
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ナチスで医者として働き 敗戦後メキシコに逃れ 自殺した父を持つ子供は母方の親戚に引き取られ イギリスで育つ
断片の1が突然 71ページ目に現れる 頭が混乱する この話は何 しばらく 読み進めて ハッと 思い立って本の冒頭に戻ると断片 は2から始まっていることに気がつく
大学生となり父が死んだ メキシコに行き ある本に出会い 炎天下の中倒れて 全てを焼き尽くす ゴモラのイメージ それが戦争の空襲のイメージに重なり 幻想的な話なのかな いろんなイメージの 積み重ね なんだろうかと思ったら立っている場所がひっくり返るような物語の世界だったことに気づかされる それが断片の1
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