2019年10月3日木曜日

ラティーノ・ラティーノ!―南米取材放浪記


垣根涼介さん
垣根さんの外国モノを読んで現地の描写がすごく面白くて、丁度コンプしようと思って作品リストを見てたら旅行記があったので借りて読んでみた

小説ではないけど小説を読んでるときのような面白さがあった
垣根さんだから面白いのかそもそも私がこのテの物を好きなのか?
そういえば中山可穂サンも面白かった
古いけど村上春樹の遠い太鼓も凄く面白かったことを覚えている

旅行記の面白さは見知らぬ土地の見知らぬ人々の生活や考え方に触れることが出来ることだと思う
日本で俺はこう思うと言ってそれが皆と違ってたら変な人と思われるだけかもしれないけど、外国でここの住民はみんなそういう考え方をする、と書かれると自分たちが変なのかなと首をかしげる程度の反応はせざるを得ない
そういう自分たちを振り返ることが楽しいんだろうな

自分の住む街だけでなく世界が好きと自然と口に出せるようになれたら良いなとしみじみ思った
南米の人たちだからなあ、と諦めるんじゃなくて、そうなりたいと思ったらそうなる努力も必要なんでしょうね

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