謎解きミステリ、家族の人間ドラマ、幽霊談の3つが厳しく美しく寂しい自然を背景に緻密に語られクリスマスの大吹雪に向けてクライマックスを迎えラストの数ページで美しく暖かな余韻とともに見事に収束した。素晴らしい
Nattfak 夜の渦雪 が原題、このほうが良かったように思うがこの邦題もシリーズ物として売るなら良いのかも
綺麗な文庫本だった 早川のポケットミステリー 版も読みやすかったけど
ただびっくり、開いたらすぐに地図があった! ステン ウィークの場所は思っていた通りだった マルセルもある 右側ってことはわかってたけどそっかすぐすぐ横 だったんだな やっぱり 地図がある方がいいよね
しかし、半分以上読んでから 思った 前の作品はしょっちゅう地図を見ながら読んでて 時間がかかったんだけどなんとなく スウェーデンという国になじみを覚えるというか 近い感じを覚えた 何度も地図を見るというのもなかなかいい経験だったかもしれない 本作については 地図があるのでそういうことはない 便利だけど少し寂しくも感じた