2016年3月2日水曜日

センセイの鞄


図書館の文庫本の棚を見ていて見つけた
最近少し文庫の棚が増えてきたように感じる
図書館の予約を見ると同じ本でも文庫の方が人気が高い
私もそうだけど、読み手は文庫を好んでいるのだから図書館ももっと文庫を充実して欲しいです

久々の川上弘美さん
調べたらH21年に読んだニシノユキヒコ以来
蛇を踏むを読んだのが出版年の1996年なので、随分間を開けながら読んでるなあ

ゆったりとした時間の中で綴られる恋物語ですね
淡々としながらもユーモラスに描かれていく、ニシノ君に通じるものがありますね、こういうのが川上さんの味なのかな

芥川賞受賞作を読んだときの蛇のイメージが強くて、よくわからない作家さんだと思ってたけど、その補順調に自分の世界の作品を積み重ねておられるようで、何よりです
はらはらドキドキとは違うけど、こういう作品も良いですね

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