2016年3月17日木曜日

アヒルと鴨のコインロッカー


傑作!!!
面白かった、今年読んだ中では今のところ一番

不気味な禍々しい雰囲気とそれを快く裏切る筋立ては道尾秀介を思った
そこに軽さとユーモアを加えると伊坂幸太郎になるのかな?
でも本作についてはやはり悲劇に変わりはなく
それでいて救いがある

青春ミステリ、なのかな?
でもそうカテゴライズするとすごく安っぽく感じてしまう
緊密で中だるみなど一切なく、収束まで着実に一歩一歩進んでいく
様々な伏線は作者ならではだけど、ラストのクロシバはよく効いてました

0 件のコメント:

コメントを投稿