2020年3月13日金曜日

サウスバウンド

 
奥田英朗さん
ハードな作品も読んだけど何となくゆるいイメージだった奥田さんのどっちかというとゆるい系のお話。
でもゆるいとは言っても内容は今時良くこんな話を書いたなって思えるほどストレートで力強い。
少し間違えるとしらけてしまいそうなほどリアルじゃないのにぐいぐい読ませる筆の力はさすが。
「理想」とか「家族の絆」とか、我々が忘れてしまいがちな何かがここにはあります。
面白かった!
大人になった二郎も読みたい、奥田さん書いてくれないかな?

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