2020年3月30日月曜日

白い衝動


呉勝浩さん初読み
今回の直木賞で候補に上がっていて受賞はしなかったけど結構褒められてた
対象作のスワンはさすがに借りれなかったのでこれを予約
ちなみに今回の候補作は男性がほとんどだ
年二回の直木賞だけどまさか性別で分けてる???

なんとも不気味に物語は進む
カウンセリングの議論は正直わかるようなわからないような
それなりに説得力はあるので作者は専門家なんだろうか?
過去に犯罪を犯した人とどう関わるかという問題提起の部分と小説としてのミステリの部分の境目があいまいで現実感もかなりあるので不気味に感じるのかもしれない
しかしミステリとして読む限りすっきり感はあまりなくラスを含めてモヤモヤが残る
主人公の生い立ちを含めて少し複雑すぎるような?
私の理解が足りないだけかもしれないけど

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