2020年5月7日木曜日

純平、考え直せ


奥田さんコンプに向けて読んでます
やくざ系の軽い青春ものとしてハッピーエンドを期待してたが見事に裏切られた
こうきたか、さすがは奥田先生な作品

これも奥田さんの緩さなのかも
考えたら「考え直す」ほうがきついのかもしれない
例えば結婚を決めて式場も手配して招待状も送ってしまって、でもやはり結婚したくなくなったとしたら?
結婚をやめるという決断はかなりきついだろう
緩い方向はそのまま結婚してしまうことじゃないだろうか
例えがおかしいかもしれないけどそんな風にも思える

決して暴力を肯定しているわけではなくて
周りのいろんな出来事を面白おかしく描きながら、緩くて弱い人間を描いた傑作だと思います

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