2017年7月31日月曜日

初ものがたり


また宮部みゆきの時代物で連作短編の作り
初期の頃の作品のようです
あとがきに自ら書いてあるように蕎麦屋のおやじの種明かしも無く、中途感もあるけどこれはこれ、人情に溢れた良い雰囲気を味わえます

双子が出てきたりあばたの女とか、差配さんとか、茂七は最後の方は「おまえさん」になってるし、宮部さんはやはり同じモチーフを何度か使う作家なんだね
まあそれはそれ、逆にそういう部分を含めて楽しみました

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