2023年8月10日木曜日

あとかた


千早茜さんの連作短編小説 全て 恋愛がテーマ 読みやすい し 短いので すぐ読み終わった 全体のストーリーはなく 登場人物が かぶる 程度 それぞれの断片 ごとにも 短編 ごとにも有機的なつながりは なく 恋愛の瞬間を スパッと切り取るような そして後ろ向きではない何か 前向きなことを 与えてくれるような そういう 物語たち 最後の話でチョコレートグラミーが出てきた 町田さんの作品に比べると 鮮烈さはないな 女流作家がよく書く 連作短編 ものっていう感じもするが まあまあ かな どれか一つとなると うろこかな 不倫も LGBT もない 若い男女の恋愛は可愛いね

ほむら
男と同棲中の OL がある男と 不倫関係に落ちる 男はふっと消え 死んだと聞く 男が残していった炎は体の中に残っている

てがた
死んだ男は 勤め先の 会社のビルの屋上から身を投げたが そこに しばらく座っていたのであろう 手形が残っていた 死んだ男の部下 晃一は そのことを色々考える 妻がいて子供が2人 だけどうまくいっていない 妻とまた 仲良く 暮らそうと思う

ゆびわ
晃一の 妻 は若い男と浮気をしている 満たされないものを抱えている 指にサインペンで指輪を書き男は 離れていく

やけど
男のアパートの部屋の隣に住んでいる 複雑な家庭環境を持った ハーフの娘 サキ  幼い頃 虐待を 受け背中に酷い火傷の跡がある 経済的な不安はないもののすさんだ生活を送っている 居候させてくれている男子学生 高校時代の唯一の友達 とバイオリニストの千景 に癒されている

うろこ
サキが居候している 部屋の 持ち主の 男子学生 サキのことが好きなのかどうか よくわからない 微妙な関係 だが やはり サキが大事であることに気づく 先は部屋の中に放り投げている コンタクトレンズ それと 先が作ってくれた料理 魚料理 鱗を取るのを忘れてその鱗が部屋に散らばっている

ねいろ
千景 が好きな男は 医者で 世界中 医療が必要なところを飛び回っている 自分のことだけを見て欲しいけれども 言い出せずに 傷つく 千景を ふと知り合った バイの若い男の子に 正面から意見され 癒される


書きかけ〜

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