2023年10月30日月曜日

夢ざめの坂


夢ざめの坂 陳舜臣さんですね 
西岡の図書館が 図書整理で澄川の  図書館に通うようになって 本棚を眺めていて 陳舜臣の 作品を見つけた のがきっかけ まだ読んだことなかったから どんな感じなのかなと 西岡の図書館で探したら あんまりなくて 結局 借りたのがこの本


話はグルグル回って決着する ものすごく面白かった 小説の物語としての面白さ みたいなものを 改めて感じられるような すごく面白い物語だった 背景にある中国と日本の歴史 戦争に抵抗した過去の人たちの 姿 そういったものを 重層的に 描きながら 壮大な話のようでありながら 実は そうでもない 人と人が 愛し合って苦しんで後悔して そういった 歴史を経て 一人一人 の生がある ってことだよね 決着がつく すごいね やっぱり 小説家の想像力ってすごいよなぁ


この作品 昭和の匂いがする作品 っていう感じかな 夫の失踪を契機に話がどんどん進んでいく ミステリー なのかな 陳先生って歴史小説を 書く人だと思ってたけど こういう ミステリー もともとは ミステリー作家だったみたいな?
昭和の小説っていう意味では 松本清張 っぽい感じもあるけど  松本清張のミステリーはもっとドロドロと 陳さんの方は少し 穏やかな 品のいい感じ はする ミステリーの中に入っていくともうかなり 入り組んできて 登場人物の名前 もちょっと わからなくなるぐらいに 入り組んでくる いろんな物語があるね



書きかけ〜

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