2018年5月18日金曜日

蜜蜂と遠雷


100ページ位まで夢中で読んだ
中間はまずまず
最後の100ページは今ひとつ

ピアノの森ってことは早いうちに気付く
それだけに裏切ってほしいという思いと、そのまま行くんなら超えてくれよって思い、それを抱きながら読んだだけに、驚くほどそのままで進んでしまって、期待はずれってことだと思う

念の為に調べたら、ピアノの森は2015年の後半に終わってる
本作の出版は2016年9月だから、たまたまなんだとは思うけど、プロの作家さんだし、パクリと言われても仕方ないよなあ

面白いことは面白いんだけど、突き抜けるような面白さはなかってところかな

リストのロ短調ソナタをあんな物語として捉えてる、そこは面白かった
明石くんについてはちょっとサプライズ、うるっと来た

読んでる間は反田くんやホロヴィッツを聴いてた
読み終わった今はBartokとProkofievのコンチェルトを聴いてる
でも今ひとつだ
風間塵、聴いてみたい!!!

クラシックファンにとっては読んでいてものすごく楽しい小説だけど、そうでもない人にも受け入れらてるってことは嬉しい
音楽小説ってジャンルがあるかどうかはわからないけど、もっとこういう小説読みたい

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