2023年4月10日月曜日

薬指の標本


薬指の標本
小川さん面白い、 幻想譚なんだよね 蛇を踏むの 川上弘美さんは そんな感じだと思ってたけど 小川さんもなのかな 大事なもの 人それぞれだけど そういうの こっそりしまっておく そしてそこに取り込まれていく ホラーみたいな感じ もあるかな 前に読んだ密やかな結晶とすごく 通ずるところがあるよね あれは大事なものは一つ一つなくなっていく話 だった そういうのは 小川さんのテーマなのかな

六角形の小部屋
やっぱり 小川さん 不思議な世界だよね 人間の中にある何かを外に出す っていうことなのかな この2つの中編は そういう 抽象的なことを描く 舞台として こういう幻想的な話になるんだろうか なんかモヤモヤしてるようで 考えさせられる こういうところが いいね 好きになるとはまりそう

この文庫本の 表紙の裏側に 著者の略歴 みたいのがあって 俺と同い年なことがわかった 才能に恵まれるって良いことだよね俺も作家になりたかったわ まあ 才能 だけじゃないんだろうけど 読んだのは 文庫本で後ろの方に他の文庫本の紹介みたいのがあって 眺めてると読みたい 方がたくさん出てきた 懐かしい 子供の頃 文庫本 読み漁ってて同じように 後ろの文庫本の紹介を見て読みたい本がどんどん増えていったのを思い出した やっぱり本は楽しいなあ

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