2023年4月6日木曜日

最後の頭取


最後の頭取 北海道拓殖銀行破綻20年後の真実
河谷 禎昌

送別会の挨拶を考えていたとき破綻っていつだったのかグーグルで調べていたら偶然目に入ってきた本
ああ、こういう本出てたんだなと思って早速借りておいた本をさっき読了
もっと早くに読んでおくべき本だったのかな
たくぎんの残党としては

自分は無実との批判部分が繰り返されると卑怯なような
地裁が正しく高裁が問題との
しかし上告は棄却だったんだな
国策裁判
刑務所の高齢化 のところが結構 興味深かった

刑務所の中で奥さんの無事を祈り般若心経を唱える、というあたりではぐっときた  奥さんのしもべ だったんだね なんか面白おかしく書いてるようでいて そうでもなくて あれ 本当にあんな感じだったんだと思う 俺も奥さんと接していてなんとなく似てるんでわかる 俺らの頭取があんな m男だったんだな ちょっと面白い

託銀 破綻の 原因を作った人5人みたいな記述があって なんか他人事みたいに書いてるのがすごく気になった 今でもよく覚えてるんだけど 破綻の後すぐ 部長が俺らにいろんな話をした中の一つで 役員 連中が一人一人 みんなダメなやつだったみたいなこと言ってたんだけど どうしてそんなことが平気で言えるのか 自分もその一人なのに 自分だけは別 みたいな そういう言い方がすごく 抵抗があった

時代の大きな変革に直面した場合どう行動すべきか、その教訓として読んでもらいたい、的なことが冒頭に書いてあったけど最後までそういう教訓は得られなかった  私の問題か?

書いたのは朝日の記者なんだな、これで著者を名乗るのはどうなんだろう、こういうのが普通なのかな

昔の仲間と会って話してみたくなりました 仲間たちは拓銀の破綻を今どういう風に捉えてるのかね うちの奥さんは拓銀の破綻は見せしめたみたいなことを言っていて まあ不満だってことだが 俺としてはそういう気持ちはあんまりなくて そういう会社に入ったのが俺の責任だからね 経営陣に 能力が足りなかったっていうのは 多分そうだろうけど そういうのも含めてそういう会社に入ったのは自分の責任 そういう考え方しか 俺 は してないんだけど


書きかけ~( ´∀`)

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