2012年6月28日木曜日

DealExtream の Credit


先日DealExtreamから突然メールが来ました。
内容は、以前私が購入手続きをしていた物がどうしても手配できず、支払いはPayPalで終了しているので戻せないし、仕方がないので支払った分はCreditとして他の買い物をする際に使えるようにします、というものでした。

実は子供たちが注文して決済だけ私にしてた物なのでよく知らなかったんですが、郵送は一度ではなく何回かに分かれて来てたので全部揃ったか気にはなってたんですが、子供たちも忘れてたようで、今回のメールで改めて「ああ、来てなかったなあ」と思い出したような次第。
ものはPSPのソフトケースで、1.6ドル、日本円だと100円ちょっとのもの。無くても別に構わないようなものだそうなので、忘れてても無理ないか。

しかしDealExtreamは丁寧ですね。
まあ、金だけ取って物を送らないのは詐欺だし、そもそも在庫がない物を売っていること自体がさすが中国という感じですが、支払いがPayPalだから戻しようがないだろうし、戻せたとしても1.6ドル程度なら手数料のほうが高そうだし、まあCreditということしかないんでしょうね。
届いてなかったことを忘れたぐらいだから使うのも忘れそうなので、早めに使ったほうが良さそうだけど何買おうかな??

DealExtreamはもともとDSのマジコンを買うために利用したサイトでしたが、その後は何度か面白グッズを買うのに利用してます。
直近は、乾電池の容量チェッカーとか、車のキーホルダーを買ったりして、結構利用してます。
支払いでPayPalさえ利用できれば安くて簡単ですよ。
ただ今回のようなこともあるんですね。注文の際は在庫量に注意したほうが良さそうです。
最近買ったもの、左からキーホルダー・太陽電池のミニカー・バッテリーチェッカー

海辺の小さな家


宮城谷さんの現代小説です。25日に読了。
歴史物しか知らなかったのですが、現代小説も書いてると知って予約しておいたもの。実はまだ「青雲」が途中ですが、こっちを先に読みました。

さらっとしてます。ラストまでずっとさらっとしてます。変にまとめずにさらっと終わったあたりが気に入りました。
いろんな人の思いが詰まってるようでありながら、ごりごり感が無く流れていきます。ちょっと細雪を思い出したりしました。細雪はかなりこってりしてるけど、表面的には実にさらっとしてたような。ちょっと似てるかなと感じましたね。

後書きで、宮城谷さんは一時期「文体の解体作業」をしていたらしいです。宮城谷さんの文章って実に簡潔で的確で、言葉を選びに選んでいるようなところがありますけど、そういう文章は意図的に作り上げたものだったのかな。
この現代小説ではそこらへんはあまり感じませんでしたけど。

結構収穫でした。他の現代小説も読んでみようかな。。。

2012年6月24日日曜日

松喜龍


昨日食べに行きました、ラーメン屋さんです。
普段は土日もサッカーの次男が久しぶりの休みで、昼にラーメンをせがまれて家内と三人で食べに行きました。
1階建てのプレハブ小屋みたいな作りの店で、前から気になってた店です。食べログの評価も悪くなかったので行ってみましたが、まあ、評価通りの店ですね。

私はミソですが、家内は辛味噌、息子はしょうゆでしたが、いずれも可もなく不可もなく、普通だと思いました。チャーシューが厚切り二枚入ってましたが、ちょっと脂身が多すぎて私は苦手ですね。
しかしちょうど昼ということもあったのかもしれませんが、車はいっぱいで少し待ちましたし、中も結構混んでました。
そんなに美味しいかな???

関係ないけど、車で待ってる時に友達と合いました。高校大学と一緒だった友達ですけど、実は近くに住んでるんでした。
豊平に越してきたときはどこか出会うこともあるかなと思ってましたが、そんなことも忘れてしまった時にばったり合いました。不思議なものですね。

2012年6月23日土曜日

プリンセス・トヨトミ


万城目学さん、今日読了。
宮城谷さんの「星雲はるかに」を読んでる途中ですが、この本の返済期限が迫ってたので宮城谷さんは上巻が終わったところで一休みにしてこっちを読みました。

この本も人気があって、予約してから半年くらい待ちました。でもちょっと事情があって、私はあまり考えずに文庫を予約したんですが、あとで見なおしたところ、ハードカバーはすぐ借りれる状態でした。文庫のほうが人気あるんですね。私のように通勤で読む人が多いのかな?図書館も文庫をたくさん用意してほしいなあ。

本作は映画化もされてます。実はつい最近TVでもやりました。
映画で先に見てしまうと読んだ時に先入観が入りすぎて面白く読めないことが多いので見ないようにと思ってたんですが、録画してあって、子供たちが見てる時につい後半部分を見てしまいました。なので本の登場人物が映画と重なってしまいましたが、映画は随分原作と違う部分もあったので、本だけでも十分楽しめました。しかしこういう映画って良いのかな???

「何かを守りぬく気持ち」「父親と息子」がテーマですね。
面白おかしく話は進みますけど、このテーマの部分になると結構グッと来ました。吉本新喜劇みたいなところもありますね。
しかしラストは女性の視点になって、そこで中学生の大輔君もいきてきて、なかなかうまい話になってます。

しかし不思議な話です。荒唐無稽という言葉がぴったりですが、こういう話もありか、と思わせてしまうものを持ってます。
なかなかの話でした。鹿男も読もうかな???

2012年6月17日日曜日

ガッツ食堂


昨日の昼ですが、家内が久しぶりにここのあんかけ焼きそばが食べたいというので行ってみましたが、なんと別の店に変わってました!!!残念。。。

二郎系というか麓郷舎系で、我が家も何度か行きました。
ココのほうが麓郷舎ほど麺が太くなくて私は好きだったんですが、野菜が麓郷舎ほど多くないので何となく麓郷舎に行ってました。
オヤジさん一人で切り盛りしていている小さくて汚い店で、ご飯物もあって、ラーメン屋と言うよりは定食屋という感じでしたが、うまくいかなかったのかな。
閉店はショック、寂しいですね。

というわけでまた麓郷舎に行きました。
昼過ぎてしまいましたが、今日は駐車場にぎりぎり入れる感じで、そこそこ混んでました。
私は太麺嫌いなんですが家内が好きなので、近場でラーメン屋にいくとしたら麓郷舎ということになりますね。本当は琴似のふくべまで行きたいんですけどちょっと遠いからなあ。

ボビー・フィッシャーをさがして


長男が借りてきた映画、DVDです。
最近映画はあんまり見てませんが昔は家内と二人でよく見ました。
昨日風呂で長男からこの映画の話を聞き、面白そうだったので家内と二人で見てみました。

チェスの天才少年の話です。
勝ち続けることの不安や悩み、親の期待、人間としての成長などがテーマですが、過去の天才チェス競技者で失踪してしまったボビー・フィッシャーと絡めて丁寧に描かれていました。

お父さんが終盤、急に良い人になるあたりはちょっと?もありましたが、しっかりしたお母さんとともに、相手に対する思いやりをつねに持ち続ける少年の姿が感動的でした。
結構良かったです、オススメです。

昔良く見た映画ですけど、もしかしたら長男がサッカーを始めたあたりから見なくなったのかもしれないなと思いました。
今は末っ子も6年生、これからまた家内と映画を見ることになるのかなと思ったり。。。


2012年6月11日月曜日

ある少女にまつわる殺人の告白


佐藤青南さんの作品。
このミステリーがすごい大賞で優秀賞をとった作品です。
一時このミスを図書館で予約して読んでましたが、これもそのころ予約していた本。この本が一番混んでいて、確か1月くらいに予約していたはずなので、半年近く待たされました。
しかし混んでただけあってこの作品はかなりでした、面白かったです。

テーマが暗すぎて読んでてちょっと憂鬱になりましたが、語り口はうまいし、ラストのどんでん返しはたたみ掛けるようでこれこそミステリーといった感じ。
内容的に最期まで救われないところが残念だけど、衝撃的な事件を無理ない設定で納得させるのは見事だし、児童相談所の実態を詳しく描いているところも良かった。

重たくて暗い内容に真剣に取り組んだ素晴らしい作品だったと思います。

このミスでは大賞をとれなかった作品ですが、大賞の「首長竜」よりは格段に優れた作品だったと思います、私は。

ロンポス


最近久しぶりに上海問屋で買い物しました。
前からほしかった三つ折りの自動開閉傘がメイン。その他SDカード32Gで999円とかも買いましたが、同時に買ったのがこれ、ロンポスです。

ロンポスは昔から買おうと思ってたんですがなかなか買うタイミングが無かったもの。今回はロンポスを買えばすべての送料が無料になると言うこともあってようやく買えました。
で、面白いです。子供たちにとられましたが私も少しずつやってます。こういう単純なパズルは飽きないし面白いですよね。
ただ皆夢中、というほどではないです。そこそこ面白いという感じかな。出張の機会でもあれば持って行こうかな。

ところでメインの折りたたみ傘は微妙でした。開閉自動は大丈夫ですけど、ちょっと大きいし重かったです。大きさは傘の大きさだし、重さも仕方ないのかもしれないけど、ちょっと微妙ですね。
それよりSDカード32Gで999円がすごいですね。Class10だし。実はまだ使ってないんですけど。
実は半年前に買ったMicroSD8Gも買ったまままだ袋から出してなかったりします。
実は他に長男のぶんとしてMicroSD8G99円も買ってますが、これについては
「何か一緒に買うものあるかあ?」
「MicroSD買って!」
「何に使うのよ」
「う~ん、でも99円なら買うしかないだろ!?」
「まあそうだよな」
って感じでした。安さにつられて買ってしまうことってあるよね。

芝切ハサミ


前に作ったものにさらに改良を加えてみました。
はさみに受けをつけたんですが、そこにビニールをつけて、全体を覆うようにしてみました。ビニールの前のほうには支えとしてプラスチックをつけてあり、三角に立つようにしてあります。

試してみましたが草が逃げなくて結構良いです。
大きめに袋を作ったので少しなら切った草を後ろの方にためておけるし。

結構良いっす(自画自賛)。
こんな感じっす


麓郷舎


土曜日に家内と長男の三人で食べてきました。
数週間前にも家内と二人で行ったんですが、そのときも空いてましたが今回もガラガラでした。
混む前にと12時前には行ったんですが、今回は駐車場も空で、営業していないのか?と勘違いしたくらい。前に足繁く通っていた頃はあれだけ込んでたのに何故急に空きだしたんだろう???

ラーメン的に変わったのは焼豚が小さくなったかなということくらいで、味には変化無いです。その焼豚にしても普通のラーメン屋と比べると巨大ですしね。
まあ野菜や肉の大盛りが売りの店だったから、飽きられたら厳しいかな。今って大盛りだから流行るって訳でもないだろうから。流行るのは本当においしい店ですよね。

でも私はここの味が結構好きなので、空いてるのは歓迎。
毎日食べる気はしないけど定期的に食べたくなる店なんですよね。

2012年6月9日土曜日

クレオパトラな女たち


これはテレビドラマです。
今シーズンの最高作だったと思います。っていうか私としてはヒストリカルにもかなり素晴らしい作品としてランクされますね。
人気がなくて打ち切りっぽく終わったけど信じられない、残念でした。

すごく真面目な作りだったと思います。女性の美しくなりたいという気持ち、人を恋しく思う気持ち、そういったものを正面から実にまじめに描いていたなと。
主人公を食ってたのは綾野剛ですね。片思いのゲイってすごい役をあやしい魅力たっぷりに演じて、素晴らしかったと思います。ラストは泣かせる。
あといい加減な父親も良かった。いい加減でいい加減で、でも最後の方で息子に示す存在感は人間として、父親として、迫力がありました。素晴らしい。

こんなすごい作品が打ち切りとはなあ。家族の歌の打ち切りはわからなくもないけど、この作品は納得できん、残念、だけど面白かった。ありがとうと言いたいですね。

2012年6月8日金曜日

ソロモンの犬


昨日読了しました。道尾秀介さんです。
道尾さんにしてはさらっとしたミステリーですね。
もっとひねるのかなと思って読んでたのでちょっと物足りなさもなくはなかったけどまあこれはこれかな。

この作者の作品は後味がいいですね。どろどろした作品のようでいて後味がさらっとしてるのはすごことだなと思いますがこの作品は最初からさらっとしてました。
ちょっと軽すぎかなとも思いますがまずまずの作品でした。



2012年6月5日火曜日

彼女について知ることのすべて


佐藤正午さんです。
昔、かなり昔ですけど読んだことがあって(多分「恋を数えて」)、そのときは面白いと思ったものの、他の作品がまだほとんど無かったのでそれきりになってた作家さん。
たまたま新聞でこの作品が映画化された話を読み、すぐwebで予約したものです。インターネット予約は良いよなあ。

作品的には過去と現在が交錯しすぎて、純文学っぽいわかりずらさがあってすごく読みづらかったです。
この種の中間小説にとってそういうのって致命的な欠陥のように感じるけどどうだろう??
中間小説という言葉に特に偏見を込めてるつもりはないけど、読みやすさは大事じゃないか?

しかし読後ももやもや感たっぷりだけど意外とすっきりもしていて、微妙な味わいです。
主人公の優柔不断さにいらいらし彼女のかっこよさと虚実不明さに引きつけられ、結局どうなったのかわからないけど何となく納得感が無くもないというところ。

他の作品も読んでみたいような見たくないような、微妙な作家ですね。