2012年6月23日土曜日

プリンセス・トヨトミ


万城目学さん、今日読了。
宮城谷さんの「星雲はるかに」を読んでる途中ですが、この本の返済期限が迫ってたので宮城谷さんは上巻が終わったところで一休みにしてこっちを読みました。

この本も人気があって、予約してから半年くらい待ちました。でもちょっと事情があって、私はあまり考えずに文庫を予約したんですが、あとで見なおしたところ、ハードカバーはすぐ借りれる状態でした。文庫のほうが人気あるんですね。私のように通勤で読む人が多いのかな?図書館も文庫をたくさん用意してほしいなあ。

本作は映画化もされてます。実はつい最近TVでもやりました。
映画で先に見てしまうと読んだ時に先入観が入りすぎて面白く読めないことが多いので見ないようにと思ってたんですが、録画してあって、子供たちが見てる時につい後半部分を見てしまいました。なので本の登場人物が映画と重なってしまいましたが、映画は随分原作と違う部分もあったので、本だけでも十分楽しめました。しかしこういう映画って良いのかな???

「何かを守りぬく気持ち」「父親と息子」がテーマですね。
面白おかしく話は進みますけど、このテーマの部分になると結構グッと来ました。吉本新喜劇みたいなところもありますね。
しかしラストは女性の視点になって、そこで中学生の大輔君もいきてきて、なかなかうまい話になってます。

しかし不思議な話です。荒唐無稽という言葉がぴったりですが、こういう話もありか、と思わせてしまうものを持ってます。
なかなかの話でした。鹿男も読もうかな???

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