2010年12月31日金曜日

レスラー

さっき見ました、ミッキーローク主演の映画です。
長男が高校で演劇をやっていて、今年は正月に映画を沢山見たいのでDVDをたくさん借りると言い出し、レンタルショップに付き合ってやってDVDを眺めているときに目についたのがこれ。

ミッキーロークってニヤけた二枚目俳優だったのにこんな映画に出たんですね、映画と重なる部分もあるけどハリウッドのスターもファンに忘れられないためには大変なんですね。
ミッキーロークといえばエンゼルハートが印象的。原作も読みました。その彼がレスラーに扮してます。

内容的には大人の映画ですね。
長男は面白くなかったようです。面白さがわからないのは僕が子供だからかな、などと言ってましたが、まあそのとおりなんだろうけど、高校生には高校生が楽しめる映画があるだろうから気にすんなよ。

私は結構ズシンときましたね。男はつらいんだね。
この後どうなるんだろ?最近の映画ってこういう終わり方が多いような気がする。すっきり終わらないというか。
ハッピーエンドを期待してたので裏切られた感があるけど、ラストは決して暗くない、この後結構うまくいったりして。もちろんこれを最後に死んじゃうというのもありだけど。

ストリッパーの女性が歳だけどきれいで可愛い、いい味出てました。
最近あまり見てなかったけど、映画はやっぱり面白いね。

2010年12月26日日曜日

Google日本語入力

これ結構いけますね。
子供たちのパソコンがちょっとおかしくなって日本語入力ができなくなりました。いろいろ調べたけどダメそうなのでOSの再インストかなと思ってたんですが、ネット検索していてふと見つけたのがこれ。

携帯の変換機能ってすごく優れてますよね。変換候補がすぐ出てきて、しかも学習機能があるんで自分なりに使い出すとすごく早い。パソコンの変換がそれと比べると全然ダメだなあと思ってたら、おんなじ事考えてたんだね、googleも。
OSを再インストするんならgoogleを試したほうが早いかなと思ってインストしましたが、サクっといきました。
携帯ほどじゃないけど、これの変換機能は結構良いです。使えますね、google。以前の辞書も引き継いでたようだし。
これもいずれバージョンアップとかするのかな?期待できるな。

ブラウザも最近はすっかりChromeになってしまったし、googleはいいですね。
Androidにも期待してます。
しかし開発の立場からみると、Chromeの拡張っていまひとつわからん。htmlというか、javaがわからんと分からんのかな?私はcな人間なのでどうも理解できん。
Chromeも使いやすいんだがもっと自分なりに変えたいところはたくさんあるんだがなあ、まあそれはまた別の話ですね。

謀将直江兼続

昨日読了。
面白ければ他の作品もと期待して読みましたが、そうでもなかったかな。
歴史物って淡々としてるんですかね。結末はみんな知ってるから盛り上げようがないのかな。
でもじゃあどこで読ませるんだろ?歴史物が好きな人は淡々とした物語を好むのかな?

私としては、もっと人物を描いてほしかった。直江の人物像はわかるけど、もっと血が通うような物語が読みたかった。
ラストは満を持してという感じで盛り上がりますが、ストンと終わる。ここもなあ、作者の狙いなのかもしれないけど、もっと読みたかったですね。

司馬遼太郎は偉大だなあ。淡々とした語り口の中に人物が浮かび上がってきて好き勝手にどんどん動き出す感じだった。もっと読みたかったなあ。
また司馬遼太郎をよむか、それとも他の歴史作家を探すか、どうしよう?
山崎豊子も途中だし、次読む作品は未定です。

かわなみ食堂

昨日の昼家族で行ってきました。
八軒のふくべってもやし大盛りが有名ですが、広東麺もすごく美味しいです。私も最近はいつも広東を食べてました。そこで南方面の広東麺で検索したらヒットした店がここ。
私にとっては灯台下暗しという感じのお店で、バスで毎日店の前を通っていました。地下鉄の澄川駅の裏です。
面白いおばさんがひとりで切り盛りしている店です。
私と家内は広東麺、息子たちは味噌と醤油を注文。
広東はボリュームたっぷりで、豚ばら肉とホタテがいっぱい、エビも入ってます。私としてはもっと野菜が欲しかったけど、まずまずですかね。
それより息子たちが食べた味噌も醤油もなかなかの味でした。
ラーメンが500円、広東が700円ですからすごく安いです。安くても美味しくなければ行きませんけど、結構美味しいです。今の豚骨コッテリ系ではない、昔風札幌ラーメンですね。
考えると、最近の豚骨系ラーメンって野菜と合わないように思います。私としては野菜が好きなので、最近のラーメンはあわないのかな?味はいいんですけどね。

ということでかわなみ食堂は結構良いです。
安いし近いし、また行きたいですね。

2010年12月19日日曜日

緑の家

さっき読了しました。リョサですね。
実は1週間前くらい前にほとんど読み終わってたんだけど、通勤の都合で他の本を読んでいたので、さっき読了ということ。

微妙ですね。ラテンアメリカ文学っぽく猥雑でしかしとにかく面白い小説なんだが、4~5種類の話の断片をつないでいく書き方なので、筋を追うだけで疲れる。
しっかり読んでいて細部がつながり始めると物凄く面白いのかもしれないけど、私は通勤途中に読むのでそこまで集中して一気には読めず、おぼろげながら断片がつながる程度だった。
集中が低いのは年のせいかもしれないけど、いずれにしてもちょっと微妙。
そもそも断片をつなぐ手法というのは、私としてはフォークナーの「響きと怒り」にガツンとやられ、以後いろんな小説で経験してはきたし、現代小説のひとつの確立された手法なのかなとも思ってたが、アーヴィングと出会って、昔ながらの「ディケンズ的な」書き方でも十分面白いことを経験させてもらうと、いまさらこの実験的な手法を好んで読むのもどうかなという気持ちになりますね。

実は読んでる間はもう一度最初から読みたいなと思ってたんだが、今読了した感想としてはもういいかな、という感じです。
で、今読んでるのはなぜか南原幹雄という作家の「謀将直江兼続」という本です。妻夫木くんですね。

司馬遼太郎以外の歴史物を読みたいと以前思っていたんですが、図書館でこの本を見つけて衝動的に借りました。
上巻は読了したので明日から下巻。まあまあです。

2010年12月18日土曜日

また

今日もいとう食堂に行ってしまいました。
今日は野菜醤油。これで三味完食!

最近寒いせいでもないと思いますが、1週間ずっと野菜ラーメンの事を考えてました。
ものすごくうまいわけではありません、家族は行くといいませんし。しかしなぜか私だけはまってしまった感じです。
で、醤油ですが、最初に食べた塩はすごく熱い印象だったんですけど、この醤油も熱かった。熱さという意味では味噌だけがそれほどでもないんですね。良く見るとスープにかなり油が浮いてるので、冷めないのはこのせいでしょう。野菜も冷めないものなんですね。
で、味は結構濃い目です。野菜が多いのでこれくらいでもいいかもしれません。少なくとも最初に食べた塩はちょっと物足りなかったです。
三味食べた感想としては、私は味噌ですね。一番野菜とあってたように感じました。挽肉が良かったですね。
今日はじめて感じましたが、結構にんにくも入ってます。今は深夜ですけど、まだ口の中に味が残ってます。結構きつい味だったのかな。

私としては違う野菜ラーメンも味わいたいのですが、ネットで調べてみた限りでは、南方面には少ないようです。他にも良さそうなところがあれば行ってみるんですけど、今のところはいとう食堂にはまってしまった感じです。
来週はどうしよう??

2010年12月12日日曜日

いとう食堂

昌龍は昨日行ったんですが、今日は、また「いとう食堂」に行ってしまいました。

前回食べたとき死ぬほど満腹になった割りにおいしくなかったので、もう二度と行かないつもりだったんですが、その後仕事中など、不思議とここのラーメンが思い出されてしまい、結局ガマンしきれずに今日また行ってしまいました。家族は行かないというので私一人。十分おなかをすかせて二時くらいに行って、今日は野菜味噌にしました。

これが結構うまかった。野菜も結構シャリシャリしてて、味も薄めだけどまずまず。前回よりは少し余裕で完食。これなら良いなあ、ふくべの代わりになります、量的にはふくべ以上だし、ちょっと高いけど。
前回は家族5人で行ったので野菜もシャリシャリの状態は難しかったのかな?
味噌はチャーシューが少ないかわりに挽肉が入れてあって、コクが出てました。
ここは他のメニューも大盛りっぽいので、違うものも食べてみたい。とりあえずは次は醤油野菜かな。
ちょっと遠いけどふくべに比べると全然近いので通う楽しみが出来ました。
まだもう少し行ってみたい店はありますが、家族でのラーメン屋めぐりも結構楽しいです。

昌龍

今週も野菜ラーメンを求めて食べに行きました。
清田区の昌龍というところです。コストコのちょっと向こう側なので、帰りにコストコで買い物してきました。

で、味ですが、注文したのは野菜味噌ですが、野菜ほとんどないぞ??これで野菜ラーメンかよ、という程度の野菜の量がまず不満。炒め具合も全然しゃきっと感なし、これはちょっと駄目かな。
店は綺麗で、サラリーマンみたいなご主人です。店内はにんにくの匂いがしていて、出てきたラーメンの表面には油の膜、昔の純連っぽい外見でしたが、味的には全然違ってて、わりとあっさり目です。
まあこれはこういうラーメンということで良いんですが、野菜ラーメンを食べたかった私としては全く満足できませんでした。残念。

話は変わりますが、帰りにコストコで試食したぶどうを買ってきたんですが、物凄くおいしかったです。レッドシードルグレープといって、1回で食べきれないような量で500円以下、神です。
コストコの会費は高すぎですが、置いてる物は良いですよね。また買いたいです。

2010年12月7日火曜日

ウタダヒカル

SingleCollection2
最近新作が出ないなと思ってたら、このベスト盤っぽいアルバムのDisc2がオリジナルだったんですね。
ベストに新作混ぜるのって何かずるい感もあるけど、まあウタダちゃんの新作が聴けたのでよしとするか。

で、内容ですけど、最初の「嵐の女神」の「埋めてくれるものを」-「探して 何度も」の部分、この部分にため息をついてしまいました。天才ですね。ウタダ健在、と思います。
あと、今結構ヒットしてる「GoodbyeHappiness」も良いです。
つくづく、フルアルバムで聴けないのが残念なくらい、素晴らしい出来です。

オリコンのサイトでちょっと読んだだけですが、もう引退したいけど契約があるのでそれも出来ない、引退したら別の仕事をしたい、ようです。まあ、まだ若いのだからそれもいいんでしょうね。
でもしばらくしたらまた歌って欲しいですね。
これだけの才能はちょっとない。いくらでも待つらまた歌を聞かせてくれ~という感じかな。

2010年12月4日土曜日

さんぱち

最近ふくべに替わる南方面の野菜ラーメンを求めて探索中。
今日の昼は我が家のすぐ近くのさんぱちで味噌野菜を食べました。

ネットで検索してたら、ここの味噌野菜がうまいとの記事を見つけて行ってみたのだが、ちょっと期待はずれというか、思ったとおりというか・・・。
昔、若い頃は味噌は食べなかった。理由は味噌は騙せるから、という考えで、実際味噌はゴテゴテにしてしまえばそれなりに食える。最近のラーメンはどこもそこそこにうまくてそんなことはないんだが、昔のラーメン屋はそんな感じだったと思う。
で、さんぱちのラーメンがまさしくそんな感じでした。しょっぱくてこってりコテコテ系ですね。
肝心の野菜は、さすがラーメン屋の野菜でさっぱりしゃきしゃきしてますが、味噌の味はのってなくて、あとから野菜だけラーメンの上に乗せた感じで、これは私の求めていた味ではなかったです。

ちなみに、家族がしょうゆと炒め味噌を食べましたが、しょうゆに関してははっきり言ってひどい味でした。ところが炒め味噌がかなりいけてます。ひき肉をいれることで甘みというか深みが出てる感じで、これはまあいけます。

全体的にははずれですね。我が家からはすごく近いので、灯台下暗しだったか、と地味に期待してただけに残念でした。

2010年12月1日水曜日

川の深さは

川の深さは、昨日読了しました。
いまひとつですかね、面白いんだがちょっと非現実的すぎる、細部も本当なんだかよく分からんし(自衛隊の内部の話なんか誰も分からんよなあ)リアリティに欠ける感あり(実はすごくリアルなのかもしれないが分からないからなあ)。
終盤はノンストップのアクションでどんでん返しも豊富、結構良く出来てるがいまひとつ、というところかな。

文体だが、高村薫にずいぶん似てると感じた。意識してるのか?自然か?
しかし当然だけど高村とは違ってて、重厚さ、渇いた感じに欠けている。まあ高村が絶対的に優れているというわけでもないけど。

いずれは、亡国のイージス、終戦のローレライも読みたいと思ってたけどどうするかな??
で次の本だが、週末図書館に行くのを失念したため、自宅の本から、「緑の家」を今読んでます。
リョサですね。ノーベル賞とったけどいまひとつ日本では騒がれていないように感じるがどうだろう?
まあ本屋にも行かなくなって久しいし、街中をぶらぶらするわけでもないので私の情報チャネルは極端に少ないわけですけど。

2010年11月28日日曜日

札幌ラーメン

私は以前八軒に住んでまして、その頃よく行ったラーメン屋でふくべという店があります。
物凄いもやし大盛りラーメンで、それだけじゃなくて味も結構良くて、今豊平ですがたまに食べに行ってました。
ただちょっと遠すぎなので昨日ネットで豊平・南区の野菜ラーメン系を調べてたら、ちょっと有名な店があったので今日の昼家族で行ってきました。
石山の「いとう食堂」というところです。

わたしは塩野菜ラーメンを注文しましたが、評判に偽りなく、すごい盛のラーメンが出てきました。
お、これはふくべの代わりになるかなと思って食べてみましたが、ちょっとがっかり。
まず野菜は確かに大盛りですが(これはふくべ以上)、しゃきしゃき感が全くなくて、ぐったりしてます。これじゃ駄目だろう、って感じ。味も、これはまあ好き好きなんでしょうけどあんまりです。
ただ量は物凄くて、私は何とか完食しましたが、高校生の長男は半分くらい残しました。

後ろの人が玉子焼き定食というものを食べてたようですが、これも野菜が多すぎて食べれないと言ってました。
もともと大盛りの店なのかな。
随分年配のおばあちゃんが料理をつくってるようですが、大丈夫か、というかんじだった。

まあ、好き好きではあるが私は駄目ですね、やっぱりふくべかな?
豊平区にはおいしい野菜大盛りラーメンはないのだろうか???

GoodLuckBuy

これも香港のサイトです
DealExtreamで売ってなかったゲーム関係の小物を買っていて、今日着きました。
買ったのが11月7日なので、ちょうど3週間ですね、早かったのかな?

外国で買うといろいろ安いです。なにより送料が無料ってちょっと信じがたい。
どういう仕組みになってるんでしょうね。
決済はPAYPALなのでまあ安心かな。まだ決裁来てないけど。
円高の間は海外から直接買うといろいろ安いかもしれません。
衣服等も日本で売ってる海外物を直接買ったりするといいのかもしれない。
どんなサイトがあるのか研究してみるか?


2010年11月23日火曜日

白夜行

昨日読了しました。東野圭吾ですね。
面白かったが、暗い小説。
ラストも淡々とした感じが良い訳だが救いがなさ過ぎじゃないか?

内容的にはテレビ版とほぼ同じ。テレビが忠実に原作をなぞってるということかな。
でもテレビでは確か友達が刑事に「あいつを救ってやってくれ」みたいなことを言うシーンがあったし、もっと二人の間が描かれてた。そのイメージがあるから小説を読んでてもそこのところを先取りして考えてしまうようなところはあった。
そういう意味では小説よりテレビのほうが面白く出来ていたのかもしれませんね。

次は本当は二つの祖国に帰らなければならないのだが、福井晴敏の「川の流れは」を読む予定。TwelvY.Oは面白かった、読んだのかなり前だけど。この作品にも期待。

2010年11月22日月曜日

DealExtrem2

今日きました、DSLite。
ネットでの注文は10月24日だったので、1か月弱かかりました。
ちょっと長かった、子供は「もう来ないのかなあ」などと弱気になってましたが、きてよかった。

現物はすごくいいです、写真どおりだった。
とりあえず今のところ不具合もないそうです。
再生品だからこれからどうなるかわかりませんが、ガワは全くの新品だし、乱暴に扱わない限りまあいけるんじゃないかな、というかんじ。

しかし長かったですね。どういうルートで来るんだろう?船に乗るのは間違いないだろうけど、経路が気になりますね。
ということで日本郵便で調べたらありました。

注文は10月24日ですが、それ以降、
10月28日 18:47 引受 HONG KONG
11月18日 16:22 国際交換支店から発送 KOWLOON D HONG KONG
11月19日 18:27 国際交換支店に到着 千葉県 282-8799
11月20日 9:00 通関手続中 千葉県 282-8799
11月20日 9:33 国際交換支店から発送 千葉県 282-8799
11月21日 12:48 到着 豊平支店 北海道 062-8799
11月22日 12:01 お届け先にお届け済み

香港を出たのが11月18日なんですね、これって遅すぎじゃない??
翌日には千葉についていて、あとは今日届くまで無理のない日程のような気がします。

向こうでの発送が遅すぎなんだな。しかし1日で日本に着くのは早すぎだな。船で一日で着くのか?飛行機だったりして。う~ん。
しかし日本郵便の検索ですが、10月28日の引受以降、最近まで何も出てませんでした。今日届いて初めてデータ化されたような気がする。まあ18日まで音なしだから無理もないのかな?

まあ、結果的にきたし、安かったし、そもそも香港から送料無料で来るんだから文句は言えないか。
しかし送料無料ってすごいよなあ。香港からですよ。

2010年11月17日水曜日

15日、我が家のインターネットもやっと光になりました。
しかし速いですね~、神です。

もともとADSLで、西区にいた頃は毎秒320k位だったんですが、こっち、豊平に移ってからは120kくらいしか出なくなってました。
今は1000以上出ます。計測サイトに行ったら30Mくらい出てるようなので、桁が違ってます。
体感でも物凄く早い、YouTubuもストレス無いので世界が変わった感じです。
こうなると何でもっと早く光にしてなかったかのかなあ、と思うくらい。
ちょっと世界が広がりますね。
これから楽しみです。

2010年11月11日木曜日

レディ・ジョーカー

昨日読了。
長かったです。緩む感じはないんだが、ずーっと緊張感が持続されていたわけでもなかった。新聞社がらみの裏世界とのやり取りがわかりづらくてちょっと退屈だった。

しかしずっしり高村薫な小説。読み応え十分。
重厚で骨太で緻密で、とにかく面白い。
合田も良い、加納も良い、城山さんもかっこいいしレディジョーカーの面々も良く描けてる。
傑作ですね。

しかし最近の合田はどうしてるのかな、「馬」にはちょっと出てきたけど、加納との関係は無かった。それにしても合田は悩む男だなあ、半田を追い詰める動機もほとんど合田の悩みというか個人的な感情だもんなあ。

動機といえば高村薫の小説はやはり動機が鍵かな。爺さんの動機、半田の動機、合田の動機。そして加納の動機。簡単に金目当てではない、わかりづらいんだが、なんとなく読者に納得させてしまう、それが高村薫の筆の力なんだなあ。

次は神の火か李欧を読みたいな。
しかし今は「白夜行」、東野さんですね、を読んでるところ。図書館で見つけたのですぐ借りておいたもの。結構面白い。テレビ版の「白夜行」とほぼ同じ感じです。主役の二人がいやでも頭に浮かびながら読んでます。

2010年11月8日月曜日

博士の愛した数式

今、「博士の愛した数式」読了しました。小川洋子さん。「妊娠カレンダー」以来。

今はレディジョーカーを読んでるところなんだが、先月東京出張の際に読む本として借りていて、その際半分くらい読んでそのままになっていたものを今日の通勤往復で読んで、さっき残りを読んだ。
この作品は以前映画で見ていて結構良かった記憶があって、いつか読みたいと思っていたが図書館でも人気のようでなかなか借りれなかったのが、偶然文庫版で見つけてすぐ借りたものだ。

上品で控えめな作品ですね。子供の成長も描かれていて何とも好感、教科書に載りそうな感じの作品。しかし義姉との道ならぬ恋もさりげなく描かれ、なかなか人間くささもある。
不思議な読後感のある作品でした。

小川さんってこういう感じの作家だったのかな。川上弘美も同じ頃の作家だったように思うがどうだろ。あの頃は芥川賞ものは大体読んでたように思う。川上さんは何とも不思議な作風だと思った。あの蛇の話ね。
しかし今、高村を読んでる感想からすると、小川さんの作品に文体としての個性というか力強さは感じませんね。
中毒感はない。いろんな意味で上品な作家、作品という感じ。

2010年10月24日日曜日

DealExtrem

さっきDealExtremで買い物しました。
DsLiteのリファービッシュもの。98ドルくらいで8千円ちょっと。
随分前から悩んでましたが、今日子供にせがまれて決心してしまいました。
PayPalの登録もさっきしたばかり。
不安ばかりですが楽しみです。
本当に来るのか???
ちゃんと動くのか???

まあ、来ることは来ると思うんですが、中国工場の再生品ですから、そこが一番心配。しかしゼルダの伝説バージョンで、黄金ですごくかっこいいDsLiteなんですよ。
動かなくても見てるだけでもいいかな、なんてね。

しかしPayPalの登録にしても簡単ですね。
こんなに簡単に買えてしまうのは不安も大きいわけですが、良い世の中になったのかな、どうなんだろ。こんな夜中に香港から買い物してるんだもんなあ。
通常で到着まで2~3週間のようなので、気長に待ちます。

2010年10月17日日曜日

ハイビジョンビデオ

昨日、ハイビジョンビデオを買ってしまいました。
SonyのCX-170というやつで、近くのヤマダ電機、ポイント込みで3万3千円くらい、すごく安かった。

私としては珍しく衝動買いに近い。
長男が演劇を始めたことがきっかけでビデオもいいなあと思い始め、磁気テープのDVはあるけどちょっとなあ、デジカメのビデオが手軽で最近はずっとこれだったんだが画質がなあ・・・・
というところへ、たまたま職場の同僚がハイビジョンビデオを買ったばかりでいろいろ話を聞いていたこともあり、ネットで調べ始め、ついに昨日買ってしまいました。

しかしソニーのハイビジョンが3万円台前半で買えるんですね~、びっくり。コストパフォーマンスは非常に高いです。
私の目的は、動画からの静止画切り出し保存です。
子供のサッカー等はなかなかシャッターチャンスが難しいので、動画でまわしておいてそのスナップを利用したい、はがき程度のサイズの印刷に耐えられる画質ならOK、というもの。
ネットで調べた限りでは、ハイビジョンであれば切り出してもL判程度の印刷なら十分といった感じだったが、対象が動きのある場合だとどうなのか、そもそも十分というレベルがどの程度なのか、個人差もあるからなんとなくわからなくて、結局買って自分で確かめるしかないかなと考えた次第。まあ、今より画質が良くなっていることは間違いなさそうだったし。

というわけで昨日早速いじってみましたが、微妙ですね。
確かに高画質はわかりますが、高画素で撮影したデジカメ静止画には及びません、当然だけど。ただ昔のDVと違って、パソコンを前提にするとデータ処理が格段と簡単ですね。
デジカメ自体もすごく小さくて軽い。テープを回すための駆動部分が無いし、記憶媒体もメモリーだから当然といえば当然なのかもしれないけど。
目当てだったソニーのソフトPMBも結構軽くて使いやすい。ソニーらしくないぞ。

ま、これからいろいろいじってみます。年賀状の時期も近いしね。
大人のおもちゃですね。

2010年10月12日火曜日

レディ・ジョーカー

今日から高村薫読んでます。
「二十日ぶりの府中は雨だった。」
出だし、良いですね~。なんとも言えん。暗く不安な感じ。そして淡々と描写は進んでいきますが、蒸した競馬場を舞台に行き場の無い鬱屈感が溢れてきます。
高村薫の文体って決して華麗さや美しさは感じないけど、淡々とした中にどっしりと骨太い物があって、なんともいえないです。

結局、山崎豊子は一時中断して高村を読むことにしました。山崎はその次。リョサはそのまた次です。
先週で議会が終わってひと段落なのでじっくりと読んでいこうと思います。

と書いたが、本は通勤途中でしか読まないから仕事の忙しさは関係ないのだけど、やっぱり仕事が落ち着くとゆったりした気持ちで本が読めるような気がしますね。
しばらく読む本に困らない。いいぞ。

2010年10月10日日曜日

バルガス=リョサ

リョサがノーベル賞とったんですね。
マルケスもとってます。
私がラテンアメリカ文学を読んでた頃って日本的にもラテンアメリカ文学が流行ってたと思うんだが、随分昔だったような。今になってリョサのノーベル賞って意外な感じもします。

しかし考えてみるとあの流行は日本だけのもので、世界的には何てこと無かったのかも。文学に国の流行ってのもおかしいし。
ということで山崎豊子の次はリョサかな。

しかし緑の家にしても全く内容についての記憶が無い。面白かったようには思うのだが。まあ読み返すのには良いんだけど。
ドノソのブルジョワ社会は強烈な印象ありますけどね、そのせいで、ラテンアメリカ文学って「奔放なイメージの世界」的な感じがしてるけど、リョサはどうなのかな。楽しみです。

それはそうと、この間図書館に行ったら、「レディジョーカー」が上下そろってあった。
読もうと思ってたのに忘れてた。
照柿の前に読みたかったんだった。新リア王の次になんチャラの馬を読んで高村薫はもう駄目かな、と思ってしまったのだったが、レディジョーカーは面白い。高村薫のピークに近いかもしれない作品だったはず。うーん、リョサの前に読もうか、どうしよう?

二つの祖国1

今第2巻の中途で戦争が終わったところ。

収容所でつらい生活を送るあたりは作者の筆も生き生きとしていたが、戦争シーンはどうもよくないですね。
この作者はとにかく人間の描写がうまいんですね。特にねたみとかいじめとか、そういう暗い部分を描くときに筆が踊る感じだと思う。戦争って悲惨な状況が淡々と続くんだが、そういう描写はうまく出来ていないと思う。この作者っぽく、嫌味な軍曹を配置しているが、面白く読ませる部分はそこくらいで、全体には退屈な展開です。
これから敗戦後の日本が描かれますが、どうなっていくのか。楽しみですが、そうでもない。山崎豊子はこれでおわりにしようかな。

第1巻の末尾に松本清張との対談が載ってたが、そのなかで作者は「純文学」という表現を嫌っていて、あるのは良い小説と良くない小説だけだ、ということを言ってました。
まあそうかなとは思うけど、純文学なるものと大衆小説的なものの違いはジャンルとしてはあるし、あっていいし、それは単にカテゴライズするだけの意味だけど、そういう区分を否定することも無いんじゃないかと思う。
純文学と大衆小説を比べて上下関係をつけるから良くないのであって、区分としてはあるだろう。外国には無いと言ってた、そうなんだ、と言う感じだけどあっていいと思う。

で、私としてはあんまり純文学してても読みづらいけど、どっぷりとした大衆小説も読みづらいです、山崎豊子は後者かなと思う。なので次は別の作家かな、と。

対談の中の話だけど、純文学は私小説と作者は定義してたけど、それはどうなんだろ?私の持っていたイメージとは全然違う。
私のイメージとしては、純文学とは深く考えさせられる小説というイメージ。
いろんな出来事が面白おかしく語られて笑って終わり、ではなくて、一つ一つの出来事についてその意味を読者に思索することを求めてくる小説と言う感じ。
芸術性云々は純文学には関係なくて、思索性だと思うがどうかな??

2010年9月29日水曜日

深紅

昨日読了。
全体的に血の匂いがして気味悪い感じの小説だった。
サスペンスっぽくてまずまず面白く読ませるが、それ以上ではない。

ラストは一応ハッピーだけどすっきりはしてないね、登場人物の描き方も中途半端で全体に消化不良感が残る。
テーマとしては面白いと思ったが、重たいテーマだけにもっとひねるか、この結末にしてももっと深く掘り下げなければいけないのではなかったか。
文学賞を受賞してるようだけど、??と言う感じ。

作者の野沢さんって自殺してしまったんですね、ドラマは面白かったのになあ、と思って調べてみたら、私が見たのは「眠れる森」「水曜日の情事」くらいだった。名前はよく知ってたけど、意外と見てなかったようです。ただ小説については他の作品も読みたいとは思わなかった。

で、次は予定通り山崎豊子です、「二つの祖国」。
今日から読み始めてますが、日本人たちが苦労するあたりはこれでもかといった描写で、やっぱり山崎豊子ってこういうのが得意な作家なのかなと思いながら読んでます。

2010年9月23日木曜日

霰粒腫(さんりゅうしゅ)

最近ようやくおさまってきたが、2か月くらい前から霰粒腫(さんりゅうしゅ)が出てきてた。
結構いづくいし痛みもあってつらかった。

最初に出たのは多分平成19年の夏頃だったと思う。
目がちょっといづい位だったのがどんどん大きくなって、目やにがひどい、痛みも強くてどうしようもなくなり、職場の近くの眼科に行った。そこがすごく変な女医の病院で、次回は摘出手術だと言われたのにびびって、家の近くの眼科にかかりなおしたら手術するほども無いとのことで、薬で何とかした経緯。

しかしその後も、患部が耳・鼻・口と、各部に移っていく感じで調子が悪くなり、結局はアトピー系のアレルギーがいろんな場所に出ているのかなと自分なりに納得し、付き合っていくしかないと半ばあきらめ気味に感じていたところでした。
最近だと、半年以上ずっと鼻が詰まって眠れず鼻炎薬のお世話になっていたが、これもアトピーの一種だと思っていたが、これがどういう具合か暑くなってきてから調子よくなってきていたので、別の部分に出るかなと思っていたら、ぐるっと回って数年ぶりに目に戻ってきたかんじ。

あんまりひどいので思い切って少し膿をつぶしたら、少しよくなってきて、今日はもう大丈夫かなという感じ。
平成19年のときは、両目の両まぶたに出たように記憶してるので、随分軽くすんだことになるかな。

しかし目って厄介ですね。
目って顔の中でも目立つので、ひどい目の状態で会議等があると困ります。
眼帯という方法もあるけど大げさになってしまうし。

で、最近は収まってきたんだが、ここ数日は風邪なのかのどが痛い。しかしひどく痛むので、もしかしたらのどに来たのかもしれない、と思い始めているところ。
鼻も最近調子良いけどいづれはまたつまるだろう。
今年は以上に暑かったが、ここのところ急に寒くなってきている。季節との関係もあるのかな?

沈まぬ太陽

昨日読了。
どうもまとまりの無い小説という印象で読み進めていたが、ラストは一応まとめてますね。
二度の挫折を味わいながらも辞めずにアフリカへ旅たつ主人公と、特捜部の捜査に驚愕するもう一方との対比は鮮やかなラストではある。
しかしやはりまとめ切れていない感も強い。

御巣鷹の事件がテーマとして大きすぎて、主人公の生き様がかすんでしまうんだと思う。的をどちらかに絞ったほうが良かったんじゃないかな。
また、ノンフィクションの要素も強いので、どうしても現在のJALの経営破たんと重なってしまって、主人公に集中できない部分もあった。
ラストも、ラストの絵としては作者の予定通りなのかもしれないけど、読者としてはこの先がまだまだ読みたい、消化不良感が強い。
あと細かい挿話が多い、主人公の娘の結婚話とか、行天の息子のこととか、その他もろもろ、中途半端に終わる挿話が多すぎないかな。すごく気になる。この作者はこういった書きかたをする人なんだろうか。
女性作家ということで、無意識に高村薫的な骨太な社会派的なものを期待していたが、読み終えてみると女性的な昼メロ調な作品だったようにも思える。特に悪者の腐敗振りを描くあたりが生き生きとしすぎていて、しかしどこか重みが無く、そういったあたりが昼メロ調な訳だけど、この作者はこういった部分が得意なのかなとも感じた。

ネットで調べると、この作品は賛否両論っぽいですね。
純粋なフィクションとしては面白いけど、やはりテーマが現実と重なりすぎていて、そういう意味では単純に楽しい小説ではすまないのかもしれない。そもそも作者の描きたかったことって何だったんだろう、よくわからなかった。
他の作品も読んでみたいですね。

というわけだが現在、野沢尚の「深紅」という作品を読んでいるところ。図書館で衝動借した本です。とりあえずこの本を読んでから山崎さんの他の作品を読むことにするか。

2010年9月20日月曜日

芽むしり仔うち

昨日大江健三郎の芽むしり仔うちを読了。
随分前に読んでた本だがメインの本の合間に読んでたので読了が遅れてました。

この頃の大江健三郎は良いですね、理屈ぬきに。
閉鎖された社会での理不尽さに対する反抗みたいなものが文章のスキマからも滲み出してくるような感じかな。
このあと結婚して障害のある光さんの誕生とともに大江文学も大きく変わっていくわけですが、その前の大江さんはこんなにも直球の作家だったんだなあという感じですね。

今読んでる「沈まぬ太陽」も5巻まで来たのでもう少し。
女性ながら骨太の社会派小説を期待してましたが、結構昼メロっぽいどろどろさがある小説だなあというのが今のところの感想ですね。ま、もう少ししたら感想書きます。

2010年8月28日土曜日

家族狩り

本日読了。
ちょっと微妙。
面白いがテーマが重すぎで荷もたれ感あり。
テーマの重たさが深い感動には簡単につながらないところが、まだ筆の力が足りないのかなと感じる。生意気な感想ですけど。

永遠の仔のあとの作品だと思って読んでたが、どうも逆のようですね。永遠の仔はそれなりに感動があったように記憶しているが、この作品はそこまでいきません。
もちろん物語としては面白い、平均点は越えてると思う。
平行していくつかの物語が語られ、一箇所に集中してまたそれぞれに戻っていくあたりは読み応えがあるが、それだけかな。

誰か一人を主人公にしたほうが良いのではないかとも思いますね。そのほうが読んでいて感情移入しやすいからね。
ま、作者の考えなんでしょうが。

次の作品ですが、山崎豊子「沈まぬ太陽」。
山崎豊子は読むのは初めてだけど、白い巨塔や華麗なる一族などのTVドラマは面白かった。女性とは思えないような(偏見だな)重厚さに感動しました。どんな話か楽しみです。

2010年8月24日火曜日

ブラウザのスクリーンキャプチャ

ひょんなことからブラウザのスクリーンキャプチャの情報をゲットできた。
今も自作ブラウザには搭載している機能だけど、普通にDCを取得してキャプチャしていた。しかし、

IHTMLDocument2 → IOleObject
IOleObject::GetExtent()
IHTMLDocument2 → IViewObject
OleDraw()

こんな方法だと長いページもキャプチャできるんですね。
IOleObjectって何、って感じだが何となくやってることはわかる。
OleDraw()なんてのがあるんだね、簡単そう、反則だな。初めて知りました。

しかしChromeの拡張でスクリーンショットものを試してみましたが、画面をスクロールしていく方式だった。何とも原始的だがなるほど、と思った後だけに、やり方はさまざまだな、との感が強い。
なおこの方式でFlashなどもキャプチャできるのかどうかは不明。
それに、そもそもページ全体をキャプチャするのってどうなんでしょうね。不要な広告まで含めてしまうとあんまり意味無かったりする。
私としては自作ブラウザに搭載したキャプチャ機能の方が良い様に思ったりもしました。
私のは、自動でデスクトップ上にタイムスタンプつきのbmpファイルを作成するようにしてます。このほうが編集が楽。
まあ、自分に合わせてつくったから私がやりやすいと思うのは当たり前ですけどね。

ブラウザ

最近GoogleのChromeを使い出した。
自作のブラウザで、GoogleMapがうまく表示されなくなってきたのがきっかけ。理由はいまだ不明。

でChromeだが、先読みしてるらしくブラウズが早いですね。これは良いです。
Sleipnirから自作に切り替えて以来、他のブラウザはOperaくらいしか使ったことが無かったけど、無料で良いソフトが出てるんですね。
ただ、自作ブラウザがわたし的にはかゆいところに手が届くソフトだっただけに(そう作ったんだから当たり前だけど)、Chromeには不満もあり。

マウスジェスチャについて機能が少ない
お気に入りが2ペインで表示できない
起動が遅い
検索エンジンを複数選べない
テキストタブがない

ざっと思いつくままだけど、もしかしたらもう拡張機能で実現できているのかもしれない。ただし起動の遅さだけは多分どうしようもないだろう。

で、今考えてるのはChrome拡張の自作。簡単そうだがまだちょっと理解しきれてない。今、良いサイト探してるとこです。
しかし考えたらwebkit使ってやっぱり自作したほうが面白いかな??
comベースであればieコンポ使うのとあまり変わらなかったりして???
うーん、どうしよう。

2010年8月15日日曜日

ペンキ塗り

昨日の土曜日、家内と二人で木製のカーポートのペンキを塗りました。

カーポートは今年で3年目、業者から耐久性の点で何年かしたらペンキを塗ったほうが良いといわれていたので、いつ塗ろうかとずーっと気になっていた。

午前のうちに近くのホーマックと百均でペンキその他を買っておいて、午後2時半くらいからからスタートし、6時近くまでかかってとりあえず第一弾は終了。
2度塗りもしたいし、あまり見えない梁のほうや壁のところはまだ塗れてないけど、柱は何とか終わった。

自画自賛になってしまうけど、見違えました。
随分色がはげてきてたのがよくわかりました。最初はこんな感じだったなあとしみじみ思いましたね。
特に直射日光や風雨の当たる箇所のはげ方がひどかった。その部分だけでもまめに塗ったほうが良かったんだなあと感じました。

いろいろ失敗もありましたが、まずペンキの缶から。

缶からバケツに小分けにするとき物凄くペンキがたれるんですね。じょうろのようなものが必要。売ってたのかな?ペンキの量が減ってくるとそうでもないのですが、満タンの状態だとたれ方がひどかった。
あと、塗る前に雑巾で拭いて木の汚れを取ったのだが、木の表面に雑巾の繊維が残ってしまう。拭くときは雑巾でなく、古い下着のようなウエスが必要だったかな。
ペンキを小分けにする小さな缶を買ったが、これも小さすぎて持つところがちょっと邪魔で刷毛を扱いづらかった。もう少し大きいほうが良かった。

でも大体はうまくいったと思う。家内と二人でのペンキ塗りでしたが楽しかったです。
いつ二度塗りしようかな~

2010年8月11日水曜日

同窓会

先週の土曜日は高校の同窓会でした。
私はちょうど幹事の期で、いろいろとしがらみもあって実行委員をやってたので、朝から晩までびっしり働いてました。
会費は勿論払ってますが受付で忙しくて食事・飲み物にも全く手をつけられず、冷房の入らない廊下で汗だくで受付その他の業務でした。
しかし実行委員をやってると学生時代の学園祭的な雰囲気もあって、妙な楽しさもありましたね。
最後におばあちゃんたち(わが母校はもともとは女子高だったんです)に「ご苦労様、来年も来るわよ」と声をかけてもらったときはうれしかったです。

そういえば、実行委員長が2次会で挨拶をしてましたが、感極まって言葉に詰まってました。
卒業後も親しくしていた奴でよく知ってると思ってた仲間でしたが、こんなにも熱い男だったとは、と驚きました。年をとっただけかもしれませんけどね。

ぶっぽうそうの夜

8月8日土曜日読了
テーマが良く分からない小説でした。読後感も良くないし。帯に「癒しのための殺人は許されるのか?」とありましたが、?という感じ。
現代人の疎外感みたいなものを描きたかったのかな???
筆致はいかにも文学してて、一人称でぐいぐい進んでいく力強さは圧倒的なものを感じる。しかしよく分からないことに変わりはありませんな。
続けて丸山健二を読もうと思ってたんだがやめよう。

次の本だけど、実は実質的には先週の水曜日に終わってたんで、木曜から太宰治の「晩年」を読んでた。なので普通には太宰なんだが、これが意外と面白くない。私小説風なつくりがどうも私としては好きではない。

というわけで図書館で次の本探してたら、天童荒太の「家族狩り」の文庫を発見、これにした。
「永遠の仔」は圧倒的な力を感じた小説だった、TVは良くなかったけど。私としてはそれに次ぐ天童作品となる。楽しみですね

2010年8月3日火曜日

大滝登別旅行記

夏休みで家族旅行に行ってきました
倶知安~第2名水亭(泊)~西山火口~第一滝本館(泊)~マリンパークニクス という行程です

第2名水亭
すごく混んでてびっくり、プールは泳ぎづらいし食事も並んだ。流行ってるんですね。札幌近郊で安いのが良いのかも。
天体観測コースだったのですが、天候悪くビンゴに変更したところ、私が家族で一番にビンゴ、山本寛西の扇子をもらった。
数年前に買ったものが古くなっていて買い換えようと思ってたところだったのでヒット!!

西山火口
昼食にホタテカレーを食べに行きました。去年同様結構いけます、他に生とうきびやじゃがバター、最後のアイスまで満足感高かった。オススメです。
駐車場がちょっと遠くなったのはなぜだろう??

第一滝本館
相変わらず良い温泉、食事もバイキングながら良い内容で、また来たいと思いましたね。
毎年行ってるのでバイキングの内容に飽きてきていたところでしたが、今年は少しメニューが変わっていました。うれしいですね。
ここの温泉にある足裏こすりが私のお気に入りで、去年からあったのですが、今年は買って帰りました。満足満足。

マリンパークニクス
かなり前になりますが一度行ったことがあって、その時は魚が少なくて、代わりに外人の大道芸人がいて結構楽しめたのですが、水族館としては意味無いな~と感じた記憶がありました。
しかし、随分前の話しだし、子供たちは皆初めてに近かったので今回行ってみました。
行ってみると思いのほかいろいろな魚がいて楽しめました!!子供たちも大喜び。
しかし苦言が二つ。
まずイルカショーがだめ。間が悪すぎ、祝津のショーに遠く及ばずでした。しかし人が乗るのは面白いので、今後も続けて欲しいです。
あと、昼食が遅すぎて全然駄目。そんなに混んでもいないのに、とにかくつくるのが遅くて、素人なのかなと思うくらい、これは改善して欲しいですね。行ったところはデンマークの軽食屋さんです。

いま帰ってきて一休みして書いているところです。
年に一度の家族旅行も終わってしまった。明日からは懸案の仕事が結構たまってます。がんばらなきゃな。

2010年7月25日日曜日

ドグラマグラ 2

本日読了しました。
感想はというと、微妙ですね。面白いんだがすっきりもしないんだね。
特に主人公に感情移入できるような内容でもないし、そもそも狂人がテーマだからどんな展開もありえるということ自体が反則の様な気もする。
ということで面白いんだがやっぱりB級という感じかな。

次ですが、息子と休みの日に久しぶりで行った澄川図書館で借りた「ぶっぽうそうの夜」です。丸山健二ですね。
最近谷崎を読みたい気分だった、特に「冨美子の足」のようなフェティシズム系のもの。しかし短編ということもあって今ひとつ読む踏ん切りがつかないまま、なぜか目に付いた丸山健二にしてしまった。
前の「冒涜の虹」は面白かった。改めて「マタイ」を聴くきっかけになったっけ。
しかしなぜかそのままで丸山健二にははまっていかなかったのだったが、この作品が面白ければこれをきっかけに丸山を読んでもいいかな。
ということで楽しみ。

2010年7月20日火曜日

ドグラマグラ

今読み進めているところだが、やっぱり怪作。
ものすごく面白くてぐいぐい感があるんだが、さまざまな文献になってきてから読み進めるのがつらくなってきた。
スチャダラ経が長すぎ、というイメージだったけど、そうでもなくて、他の文献が長すぎたり文語体で読みづらかったり、これが延々と続くから読みづらいことこの上なし、でも内容は間違いなく面白いから、やはり怪作という言葉がぴったりなんだなあ。
家にある本は夢野久作集となっていて、他に2編入っている。瓶詰地獄をドグラマグラと勘違いして読んでしまったけど、なんとも面白いけどこれまた怪しい物語。

これが夢野なんだね。
面白いけどマイナーな位置にしかいない、しかしまあ、妥当、王道の作家ではないんだね。

アスキー新書

毎週のように行っているジャスコ平岡店ですが、月曜日新書コーナーをぶらぶらしたら、アスキー新書なるものがあることを知り少し驚いた。
他にも知らない新書があった。
アスキーが出しているからには科学技術系に特化したシリーズかなと思いきやそうでもなく、普通に一般教養っぽい内容のものだった。
最近活字離れというか、紙媒体離れが進んでいるようだが、こういった昔ながらの新書ジャンルが廃れていないことに少し喜びも感じた。

昔よく読んだのは文化人類学とか仏教、言語学関係の新書だった。小説好きだけどノンフィクションのちょっと勉強したいな的に読む本としては廉価な新書はありがたい。他にスポーツ選手ものとかも読むと面白く感じたもの。

2~3冊買いたいと思ったけど、本を買わなくなってもう何年たつだろう?気軽に買えなくなっている自分に気づいた。
銀行を首になって地方に再就職してから、図書館通いの日々となった。
地方にはまともな本屋がなかったし、給料激減もあり、タイミング良かったんだった。あらためて転勤生活になると本の置き場にも困るし。
そうして今は昔買って捨てきれずにいる本を読み返す日々になっているわけだなあ。

新書ってでも図書館にあるのかな??
そこまでして読みたいとも思わないんですね、内容的に。気軽に買ってさっと読み飛ばすところが新書の良いところなのかも。

何を書きたかったのか分からなくなってきたが、新書が廃れていないことがうれしかった、ということです。

芝生

最近芝生のことは書いてませんが結構苦労してます。
暖かくなってきて緑は増えてきたのですが昨年のような勢いは全く無く、芝刈りも不要なくらい。
禿が目立つ状態でなんとも格好が悪い庭になってしまっています。
折に触れてもらってあった種をまいたりしているのですが効果があるのか無いのか???
昨日少し広く撒いてみましたがどうかな???
きれいな緑の芝生には程遠いです。少しくらいの不陸は気にならなくなるくらい全体がぼこぼこだし。芝生は難しいね~

ちなみに今年の特徴としては
①スギナが元気ない。スギナすら元気が無いのは何故だろう??
②ありが結構発生。芝生の中に通り道を作ってありが結構いる。巣は分からん。芝生に悪影響あるのかないのか?
③木も元気が良かったり悪かったり。
④芝生っぽいが太くて硬くて背がすっと高くなる雑草(?)が発生。スギナと芝のあいの子っぽいんだよね。はさみで切ってるんだが抜いたほうが良いのかな???

じっくり育てて行くしかありませんかね

2010年7月12日月曜日

夜のみだらな鳥

主体と客体、現在と過去、現実と空想などがめまぐるしく入り乱れる。
基本は猥雑さ、ストーリーがあるのかないのかよくわからん。
はっきり行って読みづらいだけだった。
フォクナーの「響きと怒り」を思い出だしたけど、それ以上にわかりづらい。
全部読んでいないけど時間の無駄のような気がしてきたので読むの止めることにした。

で、南米文学のつもりだったが急遽方向転換して夢野久作です。
「ドグラマグラ」
う、考えたらどうして今まで読まなかったんだろう。この怪作を今まで再読しなかった理由は良くわからんな。
というわけで今日から読んでます。

2010年7月6日火曜日

怒りの葡萄

善良さと貧困、という感じかなと思って読んでたけど、貧困とそれに打ち勝つ人間の素晴らしさ・力強さがテーマですかね。絶望の中にあっても希望の光が射すラストは実に感動的でした。

しかし、構成については途中に挟まる挿話っぽいのが結構多くて、時代背景の解説っぽいんだが、話の前進を妨げてますね。ものすごく読みづらく感じた。
エデンの東でもそういった感じがあった。スタインベックの手法なんだろうな。
しかし早く先を読みたいと思う読者にとっては嫌がらせにも感じてしまいますね。力強くぐいぐいと引っ張る作品だけに途中の停滞感が残念だった。

それにしてもスタインベックは素晴らしい。他の長編も読みたいが日本語で読めるかな、探してみるか

で、次ですが南米に行きます。
朝日新聞の日曜文芸欄にここしばらく筒井康隆が書いてるが、この間ドノソの「夜の淫らな鳥」のことが書かれていた。
読む場合は 図書館か古本屋で、と描かれていたが、持ってるもんね~。

南米文学は一時懲りました。ドノソで言えばブルジョア貴族が衝撃的に面白かったな。
リョサもあるしマルケスもある。プイグもね。
というわけで、まずは「夜の淫らな鳥」を読んでみます。

2010年6月18日金曜日

武器よさらば

6月17日に読了しました。へミングウエイ、ハードボイルドですね。

確かにハードボイルドで描写はキビキビ締まってるけど、これは良いのだろうか?私だけかもしれないが、どうも描写が頭にすんなりと入ってこない。読んではいるんだが頭の後ろにすっと抜けていくような感じがあって、「今どういう場面だっけ?」ということがしばしばあった。集中して読んでいないだけかもしれないけど、どうもハードボイルドな書き方が原因の様な気もする。
読み手として感情移入しずらい分、頭に入りずらいのではないかな??
今的にはこのハードボイルドってどうなんだろう。新しい本ってあまり読んでいないが、もう時代遅れなのかな。主流ではないように感じますね。

話としても淡々と進んでいく感がありそんなに面白くないです。
反戦の話として、面白おかしく読者に読ませる意図は作者には無いのかもしれないが、そうだとそもそも小説としてどうなの?という気もします。
後半ちょっと逃避行的に盛り上がっていくがすとんと終結します。
このすとんと集結するあたりがまさしくハードボイルドなんだろうか。だとしたら私は嫌いですね。短編なら良いのかもしれない。鮮烈な印象を残して突然終わるのは、あり。しかし長編にそれは無いのではないだろうか???

次は予定通り「怒りの葡萄」にします。楽しみ。

2010年6月14日月曜日

エデンの東

確か読了は6月9日だったと思う。感想書くの忘れてた。

途中なかだるみっぽい感じもあったけど、見事に収束しますね。
よくある人間の愛憎劇と思ってたけど、まあそういう面もあるけど、そうではなくて旧約聖書の罪に対するスタインベックのひとつの回答だったんだね。非常に真剣に苦悩して作られた物語という感じもします。

親子の愛、兄弟の愛。罪と罰、善良さと邪悪さ。相反するものがひとつのものとしての人間に包含されているわけですね。
キャルがなんとも可愛そうでジェームスディーンとかぶると時にぐっと来る。アブラも悩みを抱えた人物で救いを待っていたのかな。

不満といえば、キャシーの人間像がどうしてもリアルに届いてこないところ。純粋な悪として描かれていて悪のまま死んでいく感がある。
こんな人間はいないよな。人を殺しても、親殺しさえも何の感情も無く出来る、悪というよりはまさしく’怪物’として描かれている。いるのかな、こんな人間。
しかし現実に猟奇殺人の犯人などはこんな感じなのかもしれない。ある種の病気なのかもしれない、精神の、感情欠如みたいな。

「ティムシェル」については聖書論になるので我々にはいまひとつぴんと来ないわけだが、収束に向けた物語の伏線として、登場人物の行動の原因としては、うまく効いている、物語としてうまいなあと思った。
サミュエルとリーも、語り手としてものすごく良く効いてますね。長い話だけど、歴史を繰り返させながらも物語はゆっくりとラストに収束していく、その過程は見事。

スタインベックは「怒りの葡萄」もあるが、つぎはへミングウエイにします。「武器よさらば」。
再読だけど全然覚えていない。古典もいいかなと、楽しみです。

2010年5月31日月曜日

エデンの東

エデンの東

今、全4巻の3巻目途中。
教訓というか、年寄りの説教的な部分が随所に挟まれていて、物語の進行を邪魔している感が否めない。昔の物語だなあという感じだけど、総論的にはまあ面白いですね。

アメリカの開拓の歴史を背景にした古典的な人間の愛憎劇。
宗教色も強いのかな?そうでもないか??
ネットで調べると、聖書のケインとアベルの話がモチーフなんだね。額の傷がその象徴。家族の愛憎は昔から変わらぬテーマで、そのやきなおしといったところか。それゆえか、随所に「ああ、そうだな」と思わせるセリフがちりばめられてますね。

気になったのは訳語。セリフの語尾が「~ですよ」となる場合が多すぎて物凄く違和感を覚えます。へたくそな日本語だなあと。
あと、どうして英語って「どうして~出来ないわけがあるだろう」的な言い回しが多いのかね。「~出来る」と簡単に言うのは良くないのかな?
こういったあたりもあまりに直訳っぽくて、ちょっと読みづらく感じてます。

ところでこの本の奥書に「**さんより」とあった。私が書いたもので、学生時代の先輩からもらった本ということなんだが、相当昔の話なので随分懐かしく感じた。
この先輩は女性なんだが、ゼミの同期の男性と付き合っていて、多分今でもその状態のはず。
私は卒業してもう25年だから、先輩はそれ以上。
何の事情か良く分からないけど、結婚しないまま今に至っているはず。多分子どももいないだろう。二人の問題で私には関係ないわけなんだが、これもひとつの人生ということですかね。

2010年5月19日水曜日

1Q84 3

さっき読了しました。
う~ん、微妙ですね。
前回書いた印象そのままです。
ハッピーエンドのラストはまずまずだが、違和感も残る。

死が多すぎる。まず主人公が人殺しだからね。ラストのハッピーエンドも素直にすとんと落ちません。幸せになって終わって良いのかな、と。
牛河さんを殺したのもなぜかな?リトルピープルにつながるのはわかったけど、殺されなければならない理由があったのだろうか?良い人だったタマルさんもただの人殺しになってしまうしね。

前2作の解決編と言う感じで読んでいたが、簡単にすっきりと解決してもいませんね。
ラストは第3の世界を示唆しているし、私的には天吾の本当の父親と母親の殺人もまだどこかで絡んでくるように思える。もちろんリトルピープルの最後の空気さなぎの作業も。
となると最終章の1月ー3月もやはりあるんだろうか???

二つの月、マザとドウタの対比は光と影であり「世界の終わり」ですね。善と悪のような対比も内包しているのかな。ま、いつもの春樹さんですね。

ということで最終章にも期待といったところですが、とりあえず明日から読む本については、「エデンの東」にしてみます。
借り置きの本はないし、スタインベックも読み直してみたかったしね。久しぶりの文庫本ですが明日からが楽しみ。

2010年5月18日火曜日

1Q84 2

今Book3を読んでます。
半分以上は来た。
最初は面白く読んでたけど、今はちょっと中だるみ。

全体的に言うと、Book3は1・2の後日談というか、解説っぽい内容で、新しい展開は少ないように感じる。
牛川を新しく語り手に据えて3人の話としているのは、工夫なのかな。でもそもそも新しい展開が無いから語り口の目先を変えた程度の効果ですね。
半分以上読んだけど時間はほとんど経過していないし事件も少ないので、緊張感というか面白さを保たせるのが難しいのかなと感じます。

ねじまき鳥の最終巻は、こういう感じではなかったと思う。前の2編はそれで終わっていて、新しい展開が最終巻であった。
1Q84にはそういう感じが無い、少なくとも今のところはだけど。

目土

土日で芝生の目土をしてみました。
雪解け後の庭の不陸が激しくて、すごく気になってて、ネットでいろいろ調べてみたけど良く分からず、結局まずはやってみようということで、先々週ホーマックで買っておいた目土用の土を、部分的に入れてみました。

今のところは結構良い感じです。
去年から結構不陸はあって、足で踏むとすかすかだったりしてましたが、雪解け後はそれがひどくなった感じでした。
ひどいところに部分的に園芸用のスコップで土をまいて、さらっとならして水をたっぷりやるだけですが、意外としっくりしています、いまのところは。こんな感じでいいのかな。

しかし不陸自体は全体にあるので、神経質になりすぎると大変ですね。
全体に撒くとなると、目土の量の問題もあるし、均等な厚さになるようにレーキとかブラシも必要になりますね。今のところはそこまでは考えていませんが、いずれはやりたいです。

目土って、あんまり草が伸びてからでは駄目っぽいので、やはり春の作業ですね。
あと気になってるのがいわゆるサッチ。結構あるもんですね。芝生の病気の原因にもなるとのことで、除去が必要なようだけど、目土は対策のひとつらしいのでやはり目土は必要ですね。

まだまだ目土したい場所があるのですがそれは来週ということで。楽しみです

2010年5月11日火曜日

1Q84

1Q84 読んでます。
はじめから読み直していて、今日ようやくBook3に突入しました。
最近読んだばかりの本なのでかなり覚えているせいか、本に集中しきれない感もあったが、当然、新しい発見もあった。

今まで読んだところでは、今までの村上作品と比べて分かりやすい部分が多すぎるような気がしてます。物語として普通すぎる、ということかな。理屈がきちんとしすぎていると言っても良い。村上作品ってきれいな理屈で割り切れてはいけないような気がするんだが、わりとすっきりしているような。
勿論Book2ラストのシーンは賛否両論の謎だらけなんだが、私的には絶対終わっていないと考えていたので、謎のまま終わってはいない。そういう意味において物足りなさ(?)を感じながら読んでいます。

ま、Book3が出版されたわけだから全体を読み終える前の感想では早すぎるわけだが、今のところの感想としてはこんなところかな。

で、村上作品のベストって何だろう考えると、多分この1Q84は上位には来ない。昔は「羊をめぐる」がマイベストだったんだが、昨年村上作品を一通り再読した後の感想としては、「世界の終わり」「カフカ」あたりがマイベストっぽい。特に「世界の終わり」がみずみずしい感じがあって良い。
ピンクの服が似合うちょっとぽっちゃりした女の子がなんとも言えず良いんだよなあ。この時期の村上さんはSEXをあまり描いていないが、そこも好きなところです。

繰り返しになるけど、Book3を読み終えるまではきちんとした感想にはなりませんけどね。

2010年4月19日月曜日

太陽を曳く馬

太陽を曳く馬読了

難解だなあ。
上巻はすいすい読んだけど下巻はどこに行くんだと思いながら読み進めて結局どこに行ったんだ?という感じです。
高村薫はどうしちゃったんだろ??

オウムとアメリカの自爆テロがベースかな。
事件は秋道と癲癇の青年。
久々に合田が出てきて楽しめたけど、合田が出てくる必然性ってあったのかな。ラストは結局「晴子情歌」か?

それにしても下巻の宗教論は長すぎる。夢野久作ドグラマグラのスチャダラ経的に長すぎる、どうにかならんのか??
高村薫はドストエフスキー的な深遠にはまってしまったのだろうか???

というわけで次読む本だけど、井上ひさしさんが亡くなったので、何か借りてきて読もうと思ってたんだが土日はあいにく忙しくて図書館もいけなかった。
で、村上春樹1Q84の第3巻が出たのでもう一度1巻から読み直すことにした。第3巻は発売日売り切れで買えず、昨日アマゾンで注文した。来週以降の入荷予定だ。まあ、丁度いい頃に来るかな。

しかし村上春樹はすごいね。初日で売り切れて買えなくなるとは。出来れば近くの本屋で買いたかったんだが売ってないし入荷予定を聴いてもわからんとのことだったので仕方なくアマゾンにした。
最近本屋が廃れてきてるが、本屋って売る努力をあんまりしないよな。再販売価格が維持されてるせいかも知れないけど、それってどうなんでしょうね。結局競争意識的なものが育たないで漫然と売るだけだと、インターネットの勢いに勝てないという図式なのでは?と思いました。

2010年4月10日土曜日

ハリーポッターと死の秘宝

昨日読了しました。
面白かった。各巻に隠されていたいろんな伏線が最終巻で収束していくんですね。謎解きものとしてもすごく面白い。
しかしポッターの面白いところは謎解きものの部分ではなくて人間ドラマになっている部分なんだろうと思う。
ハリーとその友人たち、家族、教師、そしてスネイプ。実に良く描かれてますね。
もう少しヴォルデモートを描いて欲しかった気もするけど贅沢かな。
スネイプのことは心に残りますな。死に方が少しあっけ無さ過ぎだが、死ななければ種明かしも出来ないところが何よりも悲劇ですね。

とにかく壮大な物語で充分楽しめた。早いうちに再読したい。長男は何回も読んでいて、気持ちが少しわかった。

物凄いタイミングなんだが、太陽を曳く馬の下巻の通知が図書館からきた。来週からは高村薫です。結構幸せだなあ。

リアルのほうでは人事異動があって私のグループはかなり入れ替わりました。新人ばかりで少し忙しいが仕事のほうはまずまず。
雪がかなり解けてきたので今日は庭の掃除を少しやった。腰が痛い。
車も夏タイヤに履き替えた。やっと春、これからですね。

2010年3月28日日曜日

ハリーポッターと謎のプリンス

本日読了。
ハリポタの第6作目です。いよいよあと第7巻を残すのみ。
相変わらず最初から飛ばしてますが、今作はダンブルドアが死に、ハリーもかなり大人っぽくなってきました。謎もかなり良い線まで明らかになってきてて、しかし内容が深すぎて、あと第7巻だけですべて終われるのか心配なくらい。

前から思ってたが、これはもう子供の本じゃありませんね。大人が楽しむ本だと思う。
そして、前から不満だった善人と悪人の境目がわからなくなってきてたりもして、なかなか良い感じです。
明日から最終巻。読むのが楽しみ。

このハリポタ読むのに少し時間がかかってましたが、間に「太陽を曳く馬」の上巻を読んでました。ハリポタの上巻を一日読んだところで図書館から案内が来て、太陽を曳く馬の上巻を読み、そのあとでまたハリポタに戻った。
太陽を曳く馬の下巻はまだ30人待ちくらいだから、あと1か月位はかかりそう。

高村薫はやはり面白いです。
合田シリーズなのか晴子の流れなのか良くわからん気もするが、やはり高村の世界ですね。
内容的には照柿やらマークスの山やらを思い出させるようなものになってるが、下巻の展開は全く読めません。
こっちも読むのが楽しみです。

2010年3月15日月曜日

卒業式

今日は中三の長男の卒業式でした。役所を休んで出席してきました。
長かった。10時くらいからたっぷり12時まで。
その後クラスに帰ってなにやらあったようで、家内は残ってましたが私はすぐ帰ってきました。
家内が帰ってきたのは1時過ぎ、やれやれ。

卒業式ですが、全員の卒業証書授与、まあこれは仕方ないとして、その後校長の話、PTA会長の話のあと、在校生と卒業生から言葉があって、スライドがあって、これはまあまあ楽しかったけど、それから合唱。在校生・卒業生・全員、の3曲。
これって普通の卒業式ですか??
もう少し短くならないものかな。

式の最初は例によって君が代だった。しかし驚いたことに、テープを流していた。歌は強制しないということか!!!
私の後ろのおばあさんらしき人は歌ってたけど、他に私の周囲からは声は聞こえなかった。子供たちを含めて。
起立させられて君が代になると、私的には座りたくなるのを抑えてなんとか立っているんだが、歌わなくて良いのならそんなに苦痛じゃない。学校もいろいろ考えているのだろうか??

あと、校長の話の中で、自分と異なる考え方も受け入れて、というのがあって、おっと思いました。学校って子供たちの式でのお辞儀の仕方ひとつとっても強烈に画一的で、右っぽくて怖いのですが、校長の言葉はなかなかだなあと感じました。

在校生と卒業生の言葉、いわゆる送辞と答辞なんだろうが、これはあんまり良くなかった。
型にはまっていて、自分の言葉になっていない、毎年同じ原稿か、と思ったくらい。
最近の子供はおとなしいな。我が家の長男もそれほど反抗はしない、学校のやることには従順ですね。
今の教育のあり方と関係あるのかなとも思った。

明日は高校受験の発表。
いずれにしてももうすぐ高校生、がんばれよ。

2010年3月5日金曜日

ハリーポッターと不死鳥の騎士団

さっき読み終わりました。
うーん、ハリーポッターってこういう風になっていくのか。
もう全然楽しい話ではなくて、苦しさのほうが多いね。
第1巻がブレークした頃は、「子供向けで大人が読んでも楽しい」本だったと思うけど、この巻までくるともう子供向けとはいえなくなってると思う。

この巻は最初からいらいらしているハリーだったが、最後までそのままだった。反抗期のハリーってとこかな。そしてシリウスの死と自分の秘密を知ることを経て、大人になっていく物語だったようですね。

それにしても悪人と善人の単純な図式は変わらずで、ラストまでその図式がひっぱられてしまうとやや興ざめ感あり。特にアンブリッジは救われないキャラでした。
しかしアンブリッジとファッジは実によく描けてたと思う。こういう人は確かにいる。ローリングさんの周りにモデルがいるに違いないと思った。

今までの巻を思い出すと、ラストで必ず謎解きがあったように思う。この巻は特にそれが強い。ハリーポッターって推理小説っぽいつくりなんだね。初めて気づいた。冒険小説だと思ってたが。

しかしここまできたら全部読むしかない、次を早く読みたい。そしてラストはどうなるんだろう。
面白いことに間違いは無いね

2010年2月18日木曜日

ハリーポッターと不死鳥の騎士団

現在、ハリーポッターと不死鳥の騎士団を読んでます。
冒頭から飛ばしてる感じ。
おじさんの家の近くでいきなりディメンターに襲われるや、不死鳥の騎士団の秘密の隠れ家に行ったり魔法省の尋問を受けたりと、今までと全く違う展開です。
上巻の半分くらいでやっとホグワーツでの学校生活が始まったが、息もつかせぬ展開が続いてますね。

シリウスなどの過去の話もどんどん出てくるし、ハリーもいつもと違う、いらいらして怒りっぽい感じで、これは反抗期なのかなと思ったりしますが、とにかくいままでのシリーズとは随分感じが違いますね。

前作のラストからのつながりでこういった展開になってるように思うけど、ちょっと違和感はありますね。
まあしかし読み進めるしかありません、読み終わってどういう評価になるかな??

2010年2月15日月曜日

ハリーポッターと炎のゴブレット

「ハリーポッターと炎のゴブレット」今日読了。
面白いね。
過去の謎にぐいっと踏み込んだ内容。ヴォルデモートも完全に復活して、対決ムードが盛り上がる中でつぎに続いていきます。
完結までまだ3作あって全部上下巻構成なので、まだまだ読めますね、楽しみです。

しかし、この巻は前の作品と少し違う感じがする。特に第一巻は、1巻だけで完全な物語の世界で、読後の安心感みたいなものがあったが、この作品は一応完結してはいるが、内容的には完全に次につながっていて、読後の満足感が今ひとつ。
これってこれでいいのかな、と少し疑問。
子供向けのシリーズ一話読みきりものが、完全な大河小説になってしまった感じ。
うまく表現できないけど、ちょっと違和感あります。

ま、とりあえずは完結するまで読み進めるしかないし、十分面白いのでそれはそれで良いので、なんとなくもやもやした不満は読み進める中で整理していきます。

と書いたところで今確認したら、太陽を曳く馬(高村薫)の順番が18番になってた!
長かったがもう少しじゃ。ハリポタを読みきる前に読めそう。上下巻別々に予約したので、続けて読めるかどうかわからんが、まあいいか。しかし随分待たされたなあ。

2010年2月6日土曜日

ドイツ語のリネーム

バッハの宗教曲を聴いていて、ドイツ語のファイルの場合、ウムラウトの関係で文字化けしたり、再生ソフトが認識しなかったりする状況が最近多くなってきた。
手で直すことは簡単だけど、一括でリネームできないものか?

愛用しているTotalCommanderのリネームツールは極めて優秀だが、ウムラウトの置換は出来なかった。
いろいろ探したら、BulkRenameUtilityというソフトがあって、これはウムラウト(アクセント文字というらしい)の変換に対応していた。しかしこのソフト結構マニアックで、すごいインターフェース。使える人しか使えない代物。
というわけで、今自作中。

で苦手なユニコード系の関数を使わざるを得ず、苦戦してます。win32apiなら単にWをつけるだけだけど、Cの関数だとstrcpyがwcscpyに変わるわけで、単純な書き換えの法則が無いのでコード書きづらい。
それと、ウムラウト文字の保存が難しいですね。
コード中にも書けず、iniにもうまく保存できないので、バイナリ10進に直して保存する形式にした。
ä ö なら 228246 というかんじ。
ドイツ語圏の人はどうしてるんだろ???
パソコンの設定がドイツ語なら全く問題ないのかな

とりあえず動作するようにはなったけど、いろいろ改良してるところ。
今は便利なソフトがいくらでもある時代だけど、なかなか好みのソフトには出会えないものですね。

ハリーポッターとアズカバンの囚人

2月2日、「ハリーポッターとアズカバンの囚人」読了
面白かった、やっぱり過去の謎に迫りはじめると俄然盛り上がりますね。
シリウスは泣かせる。亡き父の友人やらスネイプの過去やらが出てきて、もっと先が読みたくなる感じです。

最後の池の牡鹿のイメージははっきり覚えていて、謎のまま終わると記憶していたが、きちんとした落ちがあったんですね。謎だけ覚えていてオチを忘れていたというのは変だね、よほど池のシーンが印象深かったんだね。
ただねずみ君はじめ、悪者がはっきりしすぎているのがやっぱり気になった。図式が単純すぎる。
しかしもっと進むとそう単純にも行かなくなるようだから、まずは巻を進めたいものです。

で、次は炎のゴブレットです。上巻の途中まで読んでいたようで、付箋が張ってあった。もう読み進めているが、ほとんど覚えてなかったので、初めて読むのと同じ。これからの展開が楽しみ。

2010年1月30日土曜日

画像拡大ソフト比較

Alien Skin Blow up

設定が良く分からないが適当にJpg系の設定を選択したらまずまずの結果が得られた。というか、結構良い、普通の拡大とは明確に差があった。これは使えますね。

http://www.alienskin.com/blowup/index.aspx
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BenVista PhotoZoom Pro

インターフェースは使いやすい、日本語になってるし。スタンドアロンで使えるのもうれしい、Phostosを持っていない人でもOK
ただしBlowUpと比較するとはっきり画質が落ちていたのでその段階で検討終了。

設定について、拡大法はいくつか選択できるし、アンシャープマスクをかけるかどうかの設定もあった。それぞれの設定を画面上で直接確認できるのも分かりやすいです。
画像の種類によって得て不得手もあるだろうから結論とするのは早計だと思うけど、画像の鮮明さと、Jpgの汚れの有無で明らかにBlowUpに劣っていた。
Jpgの汚れについては、多分元画像にあったものだろうから、BlowUpは汚れを除去するルーチンがあるのだと思う。もしかしたらPhotoZoomにもあるのかもしれないけどわからなかった。http://www.benvista.com/main/content/content.php?page=ourproducts&section=photozoompro_1
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Genuine Fractals

定番っぽいので期待してたが、NetFrameが必要ということでインスト出来ず。
仕方なくNetFrameがある仮想環境にインストしようとしたが、Photoshoが無いといわれインスト進まず、Pluginフォルダ作ったりPhosohop.exeを仮に作ったりしてみたが、Photoshoが無いと言われ続けて結局インストできなかった。
NetFrame上でしか走らないというのが驚きだし、Photoshoが無ければインストすら出来ないというのも驚き。何を考えているのかさっぱり分からんメーカーだ、期待していただけに残念。
何となくMacのメーカーのような気もする。win版作るのにNetFrame使うのが楽だったのかな。
あと、他のソフトが「ピクセルを一時的にベクタ描画に変換」といったアプローチなのに対して、このソフトは「フラクタル技術の応用」ということになっていて、すごく興味があったんだがなあ。
途中まではインスト進むから、tempファイルから抜き出せないかやってみようかな??
しかしどっちにしてもNetFrame上でしか走らないのでは無意味・・・

http://www.ononesoftware.com/detail.php?prodLine_id=7
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以後続きます...............

ハリーポッターと秘密の部屋

1月26日「ハリーポッターと秘密の部屋」読了
トムリドルがあの人だったんだなあ、読んでても思い出さなかった、結構忘れてますね。
しかし相変わらずの良い人悪い人はっきりの図式に違和感大。

そういえば一時TVドラマも昔のように単純でないものが多かったように思う。悪者が本当は良くて、良い人が見方によっては悪いぞ、みたいな。でも最近は逆に単純なドラマが増えてきたような気がする。韓国系の影響かもしれないけど。
しかしTVはそれとして、本はあんまり単純な善悪の図式は興醒めだな。
子供向けなら良いのだろうか、家の長男はこのシリーズ何度も読み返してる。しかし長男は春樹さんのファンでもある、ちょっと分からんなあ。

というわけだがこのシリーズ全部読む予定なので次は「アズカバンの囚人」です。その次の炎のゴブレットの途中までは読んだことあったはずなので、再読はここまで。
アズカバンはブラックやディメンターなど、結構覚えてる。怖い話だったような気がするが、過去の謎にぐっと迫っていく話だったはず。今読んでも面白いかな?

2010年1月24日日曜日

赤目四十八瀧心中未遂

続いて翌日20日、車谷長吉の「赤目四十八瀧心中未遂」読了。
前から読んでて途中だったので一日で読了。
最後の逃避行はちょっとどきどき感もあったが、タイトルが「心中未遂」だったんだね、こんなものか。

閉塞感がいっぱいな中で変なユーモアもあって不思議な感じでした。
関西弁もそのまんまで、ちょっとわからない言葉もあったが妙な雰囲気があった。
しかし直木賞っぽくはない。芥川賞系ではないか、と思う。
読んですごく面白い本では無いね。

新リア王

新リア王読了。
先週、1月19日に読み終わった。読ませる、さすが高村薫といったところ。
最後にちょっと合田刑事が出てきてとまどったが、新刊が全3部作の締めくくりで合田刑事登場のようだから期待感がますます膨らむ。新刊といっても結構前に出てて図書館の順番待ちしてるだけだから買ってしまおうかな、とも思いますね。

総論的には面白いけど不満がいくつか
全体的には晴子が母と息子、本作が父と息子かな、と思うが、政治の要素が多すぎ。特に下巻の政治談議的な部分は長すぎてしんどかった。我々は小説を読みたいんで、政治論を読みたいわけではないので。
逆に秋雪の過去はまさしく物語で、もっと読みたいと感じた。

あと、合田刑事はどうなの?高村薫の新境地だと思ってたら逆戻りかよ、という印象もあり。
ラストの大円団は推理ものの種明かしっぽい感じもあり、積み上げてきた文芸調が一気に卑属に落ちた間もあるかな。
秋道をもっと読みたい。小出しにしすぎ。次におあずけ、ということでは3部作が分かった今なら許せるが、新刊時点であれば不満が残っていたろう。

ということで面白かっただけに言いたいこともいろいろありますね。
次の本は車谷長吉に戻っています。これを読了したらハリーポッターに戻ろう。しかし太陽を挽く馬はまだ60人待ちくらいだ。いつになったら読めるんだよ。

2010年1月3日日曜日

正月雑感

ハリーポッターシリーズを読むつもりだったんだが、年末に図書館に行っていろいろ見てたら、車谷長吉の直木賞受賞作「赤目四十八瀧心中未遂」があって、つい借りてしまった。年内に半分くらい読んで正月休みの間に読んでしまうつもりが読めてなくて今に至る。
ただ、途中でやめて読了できなかった高村薫の「新リア王」も借りたのでこっちも読みたい。
明日から出勤、何を読もう??

正月は末っ子が新型インフルにかかってしまって、どこへも行けずだった。
今日は最後の休みだったが、近所のスーパー銭湯に行った。まあまあだったが、毎年元旦はガトーキングダムでのんびりする決まりだったのでちょっと残念な正月だった。

パソコンの音楽だが、最近モーツアルトに再度こっているところ。去年買ったロジクールのスピーカーがすごく良くて、これでクラシックも聞きたくなったのがきっかけ。
パソコンで聴くのはバッハを中心にピアノ曲が多かったが、オーケストラ曲もいいね、いまさらだけど。
で、モーツアルト。交響曲もいいけど、室内楽がやっぱりいいかな。
クラリネットとかオーボエとか、いいですね。

明日から仕事。すぐ予算査定に入る。ずっと忙しそうだな~憂鬱です。

結局明日読む本は高村薫にした。途中で挫折した本だが、今なら読めそうな気がする。ただ図書館なので、期日までに返す自信なし、途中の延長いやだなあ。