2010年8月28日土曜日

家族狩り

本日読了。
ちょっと微妙。
面白いがテーマが重すぎで荷もたれ感あり。
テーマの重たさが深い感動には簡単につながらないところが、まだ筆の力が足りないのかなと感じる。生意気な感想ですけど。

永遠の仔のあとの作品だと思って読んでたが、どうも逆のようですね。永遠の仔はそれなりに感動があったように記憶しているが、この作品はそこまでいきません。
もちろん物語としては面白い、平均点は越えてると思う。
平行していくつかの物語が語られ、一箇所に集中してまたそれぞれに戻っていくあたりは読み応えがあるが、それだけかな。

誰か一人を主人公にしたほうが良いのではないかとも思いますね。そのほうが読んでいて感情移入しやすいからね。
ま、作者の考えなんでしょうが。

次の作品ですが、山崎豊子「沈まぬ太陽」。
山崎豊子は読むのは初めてだけど、白い巨塔や華麗なる一族などのTVドラマは面白かった。女性とは思えないような(偏見だな)重厚さに感動しました。どんな話か楽しみです。

2010年8月24日火曜日

ブラウザのスクリーンキャプチャ

ひょんなことからブラウザのスクリーンキャプチャの情報をゲットできた。
今も自作ブラウザには搭載している機能だけど、普通にDCを取得してキャプチャしていた。しかし、

IHTMLDocument2 → IOleObject
IOleObject::GetExtent()
IHTMLDocument2 → IViewObject
OleDraw()

こんな方法だと長いページもキャプチャできるんですね。
IOleObjectって何、って感じだが何となくやってることはわかる。
OleDraw()なんてのがあるんだね、簡単そう、反則だな。初めて知りました。

しかしChromeの拡張でスクリーンショットものを試してみましたが、画面をスクロールしていく方式だった。何とも原始的だがなるほど、と思った後だけに、やり方はさまざまだな、との感が強い。
なおこの方式でFlashなどもキャプチャできるのかどうかは不明。
それに、そもそもページ全体をキャプチャするのってどうなんでしょうね。不要な広告まで含めてしまうとあんまり意味無かったりする。
私としては自作ブラウザに搭載したキャプチャ機能の方が良い様に思ったりもしました。
私のは、自動でデスクトップ上にタイムスタンプつきのbmpファイルを作成するようにしてます。このほうが編集が楽。
まあ、自分に合わせてつくったから私がやりやすいと思うのは当たり前ですけどね。

ブラウザ

最近GoogleのChromeを使い出した。
自作のブラウザで、GoogleMapがうまく表示されなくなってきたのがきっかけ。理由はいまだ不明。

でChromeだが、先読みしてるらしくブラウズが早いですね。これは良いです。
Sleipnirから自作に切り替えて以来、他のブラウザはOperaくらいしか使ったことが無かったけど、無料で良いソフトが出てるんですね。
ただ、自作ブラウザがわたし的にはかゆいところに手が届くソフトだっただけに(そう作ったんだから当たり前だけど)、Chromeには不満もあり。

マウスジェスチャについて機能が少ない
お気に入りが2ペインで表示できない
起動が遅い
検索エンジンを複数選べない
テキストタブがない

ざっと思いつくままだけど、もしかしたらもう拡張機能で実現できているのかもしれない。ただし起動の遅さだけは多分どうしようもないだろう。

で、今考えてるのはChrome拡張の自作。簡単そうだがまだちょっと理解しきれてない。今、良いサイト探してるとこです。
しかし考えたらwebkit使ってやっぱり自作したほうが面白いかな??
comベースであればieコンポ使うのとあまり変わらなかったりして???
うーん、どうしよう。

2010年8月15日日曜日

ペンキ塗り

昨日の土曜日、家内と二人で木製のカーポートのペンキを塗りました。

カーポートは今年で3年目、業者から耐久性の点で何年かしたらペンキを塗ったほうが良いといわれていたので、いつ塗ろうかとずーっと気になっていた。

午前のうちに近くのホーマックと百均でペンキその他を買っておいて、午後2時半くらいからからスタートし、6時近くまでかかってとりあえず第一弾は終了。
2度塗りもしたいし、あまり見えない梁のほうや壁のところはまだ塗れてないけど、柱は何とか終わった。

自画自賛になってしまうけど、見違えました。
随分色がはげてきてたのがよくわかりました。最初はこんな感じだったなあとしみじみ思いましたね。
特に直射日光や風雨の当たる箇所のはげ方がひどかった。その部分だけでもまめに塗ったほうが良かったんだなあと感じました。

いろいろ失敗もありましたが、まずペンキの缶から。

缶からバケツに小分けにするとき物凄くペンキがたれるんですね。じょうろのようなものが必要。売ってたのかな?ペンキの量が減ってくるとそうでもないのですが、満タンの状態だとたれ方がひどかった。
あと、塗る前に雑巾で拭いて木の汚れを取ったのだが、木の表面に雑巾の繊維が残ってしまう。拭くときは雑巾でなく、古い下着のようなウエスが必要だったかな。
ペンキを小分けにする小さな缶を買ったが、これも小さすぎて持つところがちょっと邪魔で刷毛を扱いづらかった。もう少し大きいほうが良かった。

でも大体はうまくいったと思う。家内と二人でのペンキ塗りでしたが楽しかったです。
いつ二度塗りしようかな~

2010年8月11日水曜日

同窓会

先週の土曜日は高校の同窓会でした。
私はちょうど幹事の期で、いろいろとしがらみもあって実行委員をやってたので、朝から晩までびっしり働いてました。
会費は勿論払ってますが受付で忙しくて食事・飲み物にも全く手をつけられず、冷房の入らない廊下で汗だくで受付その他の業務でした。
しかし実行委員をやってると学生時代の学園祭的な雰囲気もあって、妙な楽しさもありましたね。
最後におばあちゃんたち(わが母校はもともとは女子高だったんです)に「ご苦労様、来年も来るわよ」と声をかけてもらったときはうれしかったです。

そういえば、実行委員長が2次会で挨拶をしてましたが、感極まって言葉に詰まってました。
卒業後も親しくしていた奴でよく知ってると思ってた仲間でしたが、こんなにも熱い男だったとは、と驚きました。年をとっただけかもしれませんけどね。

ぶっぽうそうの夜

8月8日土曜日読了
テーマが良く分からない小説でした。読後感も良くないし。帯に「癒しのための殺人は許されるのか?」とありましたが、?という感じ。
現代人の疎外感みたいなものを描きたかったのかな???
筆致はいかにも文学してて、一人称でぐいぐい進んでいく力強さは圧倒的なものを感じる。しかしよく分からないことに変わりはありませんな。
続けて丸山健二を読もうと思ってたんだがやめよう。

次の本だけど、実は実質的には先週の水曜日に終わってたんで、木曜から太宰治の「晩年」を読んでた。なので普通には太宰なんだが、これが意外と面白くない。私小説風なつくりがどうも私としては好きではない。

というわけで図書館で次の本探してたら、天童荒太の「家族狩り」の文庫を発見、これにした。
「永遠の仔」は圧倒的な力を感じた小説だった、TVは良くなかったけど。私としてはそれに次ぐ天童作品となる。楽しみですね

2010年8月3日火曜日

大滝登別旅行記

夏休みで家族旅行に行ってきました
倶知安~第2名水亭(泊)~西山火口~第一滝本館(泊)~マリンパークニクス という行程です

第2名水亭
すごく混んでてびっくり、プールは泳ぎづらいし食事も並んだ。流行ってるんですね。札幌近郊で安いのが良いのかも。
天体観測コースだったのですが、天候悪くビンゴに変更したところ、私が家族で一番にビンゴ、山本寛西の扇子をもらった。
数年前に買ったものが古くなっていて買い換えようと思ってたところだったのでヒット!!

西山火口
昼食にホタテカレーを食べに行きました。去年同様結構いけます、他に生とうきびやじゃがバター、最後のアイスまで満足感高かった。オススメです。
駐車場がちょっと遠くなったのはなぜだろう??

第一滝本館
相変わらず良い温泉、食事もバイキングながら良い内容で、また来たいと思いましたね。
毎年行ってるのでバイキングの内容に飽きてきていたところでしたが、今年は少しメニューが変わっていました。うれしいですね。
ここの温泉にある足裏こすりが私のお気に入りで、去年からあったのですが、今年は買って帰りました。満足満足。

マリンパークニクス
かなり前になりますが一度行ったことがあって、その時は魚が少なくて、代わりに外人の大道芸人がいて結構楽しめたのですが、水族館としては意味無いな~と感じた記憶がありました。
しかし、随分前の話しだし、子供たちは皆初めてに近かったので今回行ってみました。
行ってみると思いのほかいろいろな魚がいて楽しめました!!子供たちも大喜び。
しかし苦言が二つ。
まずイルカショーがだめ。間が悪すぎ、祝津のショーに遠く及ばずでした。しかし人が乗るのは面白いので、今後も続けて欲しいです。
あと、昼食が遅すぎて全然駄目。そんなに混んでもいないのに、とにかくつくるのが遅くて、素人なのかなと思うくらい、これは改善して欲しいですね。行ったところはデンマークの軽食屋さんです。

いま帰ってきて一休みして書いているところです。
年に一度の家族旅行も終わってしまった。明日からは懸案の仕事が結構たまってます。がんばらなきゃな。