2013年8月30日金曜日

パーツ値段


今のパソコンを組んだのは2月ですが、その時点で既にパーツ類は結構値上がりしてました。しかしその後の値上がりはもっとすごいなと思ってましたが、必ずしも全てのパーツが上がってるわけでもなさそうなので比べてみた。2/2と8/30の差ということになります。

CPU  Celeron G1610 BOX    3,980円         3,864 (-116)
メモリ  W3U1333Q-4G×2       4,070円       6,480 (2410)
マザ   B75M R2.0     5,113円               5,978 (865)
DVD_Drive iHAS524-T07          1,778円     ないな
SSD Silicon Power SP032GBSS2T10S25    3,703円    ないな

CPUは古くなって値下がりしてるのかなあ?今も価格コムの人気は高いけど。
メモリの値上がりがすごいですね。SDCard類も随分高くなってるし。
マザは機種的に買ったときすごく安かったようなのでそんなに上がってないと思う
SSDはもう私が買った機種はなし。今は全て6GSATA対応なんですね、良いですね~。

以前パーツなにか買いたいなと思って考えてたけど、今買いたいと思うのはCPUですね

2013年8月29日木曜日

あの川のほとりで


アーヴィング、さっき読了。
微妙、面白いけど退屈な部分のほうが多かった。
ほぼ二週間、読むのに時間かかった。

村上春樹が書いてたと思うけど、小説というか、文章といっていいかもしれないけど、読み飛ばす部分とじっくり読ませる部分、メリハリというかリズム感というか、そういうものが大事だと。
そういう意味で読ませる部分はアーヴィング先生、さすがに面白く読ませるんだけど、読み飛ばしてもいいような部分が異常に細かくてついていけないというか入っていけない。
この細部の細かさはまさにアーヴィングの特徴だけど、本作はちょっとひどすぎる、と感じた。
細部はそれぞれ意味があって、いろんな複線になってるんだろう(たぶん)けど、読者にそこまで読み込ませるのは酷じゃないか?何度読み返しても新しい発見がある、的な小説を狙ってるのかもしれないけど、何度も読み返すにはまず一回読んで十分面白い必要がある、そういう理屈抜きの面白さには徹底的に欠けていると思います、本作は。

読んでいてすごく気になったことの一つが、同じ人物が複数の名前でかたられること。コック・クッキー・ダニエル・バチャガルポ・ガンバ・ポップ、全部同じヒトだが、場合に応じて使い分けるのはまああるけど、同じページの隣り合ったセンテンスで同じヒトを別の名前で書くのってどうなんだろう?私は最初こんがらがって意味がわからない部分が結構あった。登場人物表でもないと読めない、読者に対してあまりに不親切なんじゃないか?
終盤、一つ一つの文で悩む主人公(作者自身?)が描かれるが、作者は身を切るようにして文を搾り出してる、当然読者がどう考えるかを考えに考えて文をつづってるんだろうけど、ちょっと自分中心になってないか?自分の感性にぴったりの文にこだわっていて、読み手の感覚を過小評価していないか?
その文章がただの書き飛ばしなのか何年もかかってひねり出したものなのか、読者には全く関係ない、わかりやすくて面白ければそれでいい。そこらへんの感覚がアーヴィング先生どうなのかな?
いろんな印象的なシーンを印象的な人物でつなぎ合わせた小説だけど、うまくつながってない、と感じました。

あと、翻訳も読みづらい原因かもしれない。妙に直訳調で、英語表現的には普通なのかもしれないけど日本語に直訳すると語順がひっくりかえって回りくどくわかり辛くなったりする、そういう訳だった、と思う。
まあ翻訳ものってそこらへんは難しいんだろうけど。文学作品だから、言い回し一つとっても、本来変えるべきではないのだろう、しかしあまりにわかりづらい日本語だとなあ。

でもまあ、既にこのあとも新作はあるようなので、出れば読みますけどね、アーヴィングですから。

2013年8月22日木曜日

ジョン・アーヴィング


1968 熊を放つ (村上春樹訳)      890620
1972 ウォーターメソッドマン         960131
1974 158ポンドの結婚                891220
1978 ガープの世界                    900218  090804
1981 ホテル・ニューハンプシャー 891129  080420
1985 サイダーハウス・ルール    960808  080122
1989 オウエンのために祈りを    0000??
1994 サーカスの息子           0000??
1998 未亡人の一年              0000??
1999 ピギー・スニードを救う話                  0000??           
2001 第四の手                      020907   091019
2005 また会う日まで             090423
2009 あの川のほとりで         130829
2012 一つの体で                   140514
2017 神秘大通り            


アーヴィングは春樹さんを読み始めて、春樹訳ということで読んだんだった。表紙も和田誠さんで春樹っぽかった
でも私にとっては春樹さんをもしかしたら超えるくらいの「好きな」作家の一人になった。
読書記録は稚内に行ってる間つけてなかったので、表中のオウエン以下は間違いなく読んでるけど、日にちは不明。でも2000年前後のはずなので表で0000としたのはでたらめでもない。

稚内に行ったころ新潮社からアーヴィングの作品が次々と刊行されたのを覚えている。
嬉々として読んだわけだが稚内にはろくな本屋がなく、ほとんど図書館で読んでいた。しかし稚内の図書館ではアーヴィングの購入予定がなかったので購入希望を出したら、「どうなるかわかりませんよ~」といわれたけどすぐ買ってくれて読めた、うれしかったなあ。
あの頃は小さい子供たちをつれて町の反対側の図書館まで毎週通っていた。良い思い出だあ。

サイダーハウスは私にとってのベスト5には入る作品。最近、5年前に読む前に二回読んだような気がするので、これも稚内時代にもう1回読んでるかもしれない。また読みたいなあ。

ピアノジャック


ピアノと打楽器の二人組みだけどすごいですね。

どこかの雑貨屋のビデオで見たのがきっかけ、だったと思う。
気になって早速いろいろ聴いてみたが、クラシックのアレンジものはまあ面白いけど面白いだけ。
オリジナルがいいと思います。
例えば暁、あの疾走感はすごいの一言。
音楽を通して体内の何かを開放してる感じ。聴いてる方の爽快感も格別。

ピアノとリズムセクションだけでここまでのものを表現できるということがすごいと思いますね。
ジャンルは何なんだろう?
フュージョンっぽいノリも感じるけど、分類が難しい。
吉田兄弟あたりとも通じてる気が。
日本の音楽もなかなかだよなあ。
海外の評価はどうなんだろ?

ケルンコンサート


キースジャレットです。
最近また聴いてます。
人類遺産ですね。

ジャンルをということであればやっぱりジャズだと思いますが、そういった枠を越えてますね。
これは即興だという事前の知識があって聴いてるわけですが、そういうことに関係なく、曲想は自由に変化し、静から動へ、叙情から機械へ、聴いていて全く飽きません。
何回も聴いていると口ずさみたくなるメロディーもあって、何とも心地良いです。

このあとだと思うけど、サンベアコンサートというタイトルで6枚組くらいの同じく即興ものがでてます。
日本各地での演奏ライブ版、札幌もあったりするのがうれしい。
このなかにも、「おお」と思う演奏があります。
でも全体的にはケルンかなと、単に聴きこんだ頻度の差だけかもしれないけど、思います。

なおキースはクラシックも弾いてるけど、少なくともバッハについては私は全く評価しません。
例えばゴルトベルク、チェンバロなのにジャズっぽいアーティキュレーションをつけるわけでもなく、ただ真面目に弾いてる退屈な演奏。
キースの指には神が住んでるんだと思う。バッハは他の人に任せて、即興を続けて欲しいです。

2013年8月16日金曜日

コーチャンフォー


久しぶりに夜長男と行ってきました、ミュンヘン大橋、近いほう。
最近は近くの文教堂へ行くことが多かったけど、あそこはマンガとゲームと文房具屋さんで、本屋ではなかったんだなあと改めて感じた。
コーチャンフォーも実は以前同じように感じてたけど、文教堂と比べるとずっと「本屋さん」ですね。
で、小説の文庫・ハードのあたりをぶらぶらしてて目に留まった作家たち。

アーヴィング
 おお、新刊があるじゃないか、知らなかった読まなくては!!と思ったけどあとで図書館で調べてみたら2011年の刊行本だった。おぼろげな記憶をたどると、新刊があるというのは知ってたような気がしてきた。図書館に入るのをまとうと考えているうちに忘れてたような???図書館ではすぐ借りれそうなので明日借りるか。
ピンチョン
 いわゆる天才覆面作家といわれてた人だなあ、結構書棚に並んでた。読んでみるかなあ。
石川英輔
 SFっぽい江戸もの時代劇を書いてる人がるんだね、しかもシリーズになってる。面白そうだなあ。
石田衣良
 ブクログで剣客商売の書評を読んでて、この作家の「池袋ウエストパーク」が好きな人なら剣客商売もいけるだろう、というのがあって興味を持った。石田さんが先で池波正太郎大先生が次に来るというのは違和感あるけど、共通点あるということかな??ちょっと立ち読みしてみたけど文体が独特で面白っぽかった。読んでみよう。
高田郁 みをつくし料理帖
 ほのぼの系っぽくてあんまりだけど人気ありそう、剣客商売のノリで読めば面白いかな??

剣客商売3 陽炎の男


池波正太郎さんの人気シリーズ第三弾。
シリーズものとしてすっかり落ち着いてきた感がありますね。
高いレベルで面白さを保ってますが、正直、感動は薄くなりました。

表題作をどう選んでいるのかがちょっと気になってます。
前作の「辻斬り」は、収録作品の中で一番の出来というわけでもなさそうに思うし、本作も然り。
ただ本作に関しては家が焼かれて設定が大きく変化するきっかけの作品ということで、節目の作品ではあるのかもしれない。

三冬さん結構積極的ですなあ。
ご隠居探偵的になってきた小兵衛の頭と剣の冴えはますばかり。
ちょっと現実味が乏しくなってきてるけどまあ理屈を言わずに楽しめば良いのかな

2013年8月14日水曜日

剣客商売2 辻斬り


池波正太郎さんの人気シリーズ第二弾ですね、今日読了。
二冊目だからでしょうが、1冊目のときほどの感動はなし。
ただし面白いことに変わりはありません。
上質のエンタテインメントという感じかな。

前作では結構ラストの1行にぐっときましたが、本作でいうと最初の「鬼熊酒屋」のラストも良かった。
ただし他の作品ではあんまり感じなかったなあ。

登場人物も徐々に増えてなじんでくると、シリーズものの楽しさをたっぷり味わう読み方になりますね。それぞれの作品の楽しみ方と全体の流れを追っていく楽しみ方の両方で楽しめます。

面白いです。

2013年8月13日火曜日

ローマ人の物語6 パスクロマーナ


塩野七生さん。

カエサル亡き後のアウグスティスの政治は、カエサル的な華やかな戦いは無いものの先人に学ぶべき知恵としてみるとやはりなかなか面白いです。
巧妙に少しづつ自分の足元を固めていくやりかた、天才カエサルには無いものを持っていたことになるんだと思う。
自分が凡人だと思ってる人にとっては目指すべき人かもしれない。
例えば私。
戦国時代を制したものは結局天才信長ではなく耐えに耐えた家康だったこととつながるのかもしれない。

しかしアウグスティスが何故血のつながりに執着したのかはわからないな。
合理主義者で筋道の通ったことしかやらないようでいて血とはなあ。
人間それぞれこだわりってあるものだということなんだろうか。

塩野七生さんの筆はかなり滑らかになってきてると思う。
安部龍太郎さんのあとで読んだせいかも知れないけど、もともと地図とか資料をふんだんに使った読み物だったけど、それは変わらずで筆の滑らかさでかなり読みやすい本になってると思う。

まだ半分来てないけど先が楽しみです。

2013年8月11日日曜日

墓参り


お盆ですね、「墓参り」は正確ではなく、骨堂参りなんですが、行って来ました。
最近はいつも夕方行ってます。
結構空いてて車も駐めれます。我が家の骨堂、お寺なんですが、すすきのにあり、車は停めづらいし道も混むので、空いてる時間を狙うようにしてます。
今回は次男抜き。サッカーの練習で無理でした。なかなか全員揃わなくなってきたなあ。

で、ナムナムしたあとで私が「お経読みたいな」と言ったら、末っ子に「なぜ?」と聞かれて答えれませんでした。

私は若いころ仏教に興味があってお経を学んだことがあって、なんとなくお経の意味はわかってたつもりでしたが、ナムナムの時にそれを読む意味ってなんなんだろう??
仏教って哲学ですよね、自分として真理を追求するもの。
それが何故死者の供養になるんだろう???
インドではどうしてるのかな?

知らないことが多すぎるな

2013年8月6日火曜日

山わさび醤油味


ちょっと感動したので。
旅行ですが、二日目の昼を小清水でいくら丼を食べたんですが、このいくら丼の付け合せで出てきたこの山ワサビがものすごく美味しくて、その店で売ってたので買ってきましてさっき食べましたが、これ絶品です。

冷凍してあったのを買って来たので、途中で溶けてしまいましたが全然平気。
封を切って食べましたが、昼食に出されたものを食べた時より気が抜けてなかったんでしょう、かなり辛くて何とも美味い!!
白いご飯にかけて食べますが辛くて美味しいこと!!
オススメです。

2013年8月5日月曜日

網走帯広旅行記


8月3日~5日にかけて旅行して来ました。

3日-----------------------
留辺蘂山の水族館~鮭の遡上面白いけど無理やりですねえ
北見工大 ~次男の進学候補、結構綺麗で好感
女満別旭丘
女満別ロマンの丘
網走喫茶店はまかぜ~家内が旅館できいた美味しいコーヒーやさん
網走能取岬~んー、こんなもんすかね
網走湖泊~適温の風呂が何とも良い、食事もすごく良かった
4日-----------------------
網走監獄~感動しました、入場料安い、さすが公益法人!
小清水原生花園~ん?これだけ?
小清水マートフレトイ~いくら丼しょっぱすぎ、山わさび絶品!!
摩周湖~有料の第一展望台は無料の第三展望台以下だわ
硫黄山~上野有料駐車場と共通なので行ってみたが結構すごかった
屈斜路湖~ん?
阿寒湖~アイヌなんだね、怪しい喫茶店でお茶のんだ
帯広泊~ドーミーイン結構良い
北の屋台 ~混んでたけどなんとか入った、でもただの屋台
5日-----------------------
池田ワイン城~んー、無料だからな、吉田美和の衣装すごかった
トマムリゾート~雲海テラス鼻の差で行けず、1時までって早すぎじゃないか!
札幌着~片道一車線の高速は怖い、同じ料金っておかしくないか?

疲れました~

2013年8月3日土曜日

蒼き信長


昨日読了

安部龍太郎さんの作品。
直木賞作家ですね、受賞作はちょっと無理なのでこの作品を借りてみました。

信長の父信秀から若い時期の信長までを描いた作品です。
歴史ものって地理感がないと結構読むのがつらいけどその典型。また人物もすごく多くなって、登場人物がわけわからなくなる、その典型でもあった。
上下二巻、まあ全然面白くないとまではいわないけど、読むのがちょっとしんどかった。
この作者はもうパスですな。