2012年1月31日火曜日

指関節痛


先週の金曜(1月27日)だが、起きたら左足の中指が痛かった。腫れてる。しかしぶつけたりした覚えは全く無い。
ついに痛風かあ??
最近毎晩飲んでたし、特にワイン、イカの珍味もたくさん食べた、尿酸には良くないよなあ。

でもその後は収まった。痛風ならものすごい激痛らしいし違ったのかな?
ネットで調べたらリウマチってのも関節が痛むようだ。
結局老いたのかね。
とほほだな。

2012年1月29日日曜日

シャドウ


1月29日金曜日読了、道尾秀介さん。
前回読んだ「向日葵の~」が強烈だったので、続編っぽい本作にチャレンジ。

作者自身、「向日葵の~」で伝えられなかった部分を本作で伝えたいとのことだったようですが、内容的にはまったく関係してません。少なくとも私にはそう思えた。
テーマも、テーマってそもそもこの作者の場合何なのかよくわからないけどかぶってないような気がする。
そもそもこの作者の読者に伝えたいことって何なのか全然わからない、私には少なくとも。

しかし十分面白いです、ものすごく面白い、トリック系のミステリーになってます。
しかし伝わらない、何も。不思議な作家だなあ。
私が変なのかな。
この人、もっと読んでみるか?

2012年1月25日水曜日

巡査の休日


佐々木譲さん。
シリーズも4作目となるといろいろ仕掛けが大変なのかな。
進行は前作同様、ちょっと複雑。小島を軸に、津久井、佐伯の捜査ともう一つ別の事件も絡む。それぞれの事件は微妙に収束しないで終わる。
スピード感は当然邪魔されてて序盤は読み進めるのがややつらい。
読者としてはラストでだまされるけど切れ味の鋭さはそんなにはない。
硬派な警察ものを期待してたけど今回は小島さんでした。

1作目からの事件はこれからの展開を予測させ、次回作が気になるところだけど、パワーは徐々にダウンしてきてます。
1作目が傑作だっただけに質を維持しながらシリーズ化するのは難しいということかな。

2012年1月24日火曜日

土日の雑感、ラーメンやらサッカーやら


土曜は円山で散髪の後電気屋で時間つぶしてからふくべへ。広東麺。相変わらずうまかった~。しょっぱくて甘くて熱くて。麺にねっとり絡むスープがなんとも言えませんなあ。幸せでした。
そのあと末っ子のサッカーでドームでした。
久しぶりに子供たちのサッカー見ましたがやっぱり楽しいですね。
今の息子のチームは最弱チームですが、それでも1勝1敗でした。しかも1敗もきちんと点は取られてなくて何とも惜しい敗戦。
下には下があるもんだなあとつくづく感じました。

日曜は朝からサッカー。昨日の続きでまたドーム。相手は留萌のチームで勝ちました。トータル2勝1敗でしたが全勝のチームがあったので惜しくも決勝へは進めず。残念。
しかし息子のチームは札幌ではまず1勝も出来ないようなチームなんですが、今回の大会は地方の参加チームも多くて、そういうなかでは勝てるんですね。レベルの差って大きいなあ。

でもサッカーは楽しいですね。下手な子供たちを応援するほうが楽しい。
息子の前のチームはクラブで強かった。予選は大差で勝って、でも決勝では他の強いクラブには勝てなかった。上には上があるなあと感じたものでした。
彼らは予選で点を入れても当然のような顔をして喜ばないような子たちでした。私は応援に行っても、勝っても、面白くなかった、というか楽しめなかった。
今の息子のチームは負けても見てて楽しい。私だけかな?

で、サッカーは午前中で終わったので昼は家内と六郷舎。ずいぶん通いましたが最近は行ってなかったのでやや久しぶり感あり。
しかしここのラーメンは量だけで美味しくはないですよ。でもまた来たくなってしまう不思議なラーメン屋です。そういう点ではまさしく東京の二郎だなあ。

二男の中学サッカーが終わってからは土日暇でしたが、久しぶりに楽しい土日でした。

2012年1月22日日曜日

号泣する準備はできていた


江國香織さんです。
これから読む本を探すのにネットで「人気作家」で検索したらいくつかサイトがヒットして、そこでかなり高い評価だった作家さん。
私も名前は知ってましたが女性だし若い人向けっぽいし、何か違いそうで読んでませんでした。
本作は直木賞受賞作ということで、初物チャレンジです。

基本的に短編集は読まないようにしていたので読み始めてちょっと失敗した~と思いました。
文章はうまいですね。すごく。文章でもってるんじゃないかな。
山田詠美を読んでたころ(大昔)、文章がうまいだけの作家という評価があったけど私はそうは感じなかった。そもそも文章がうまいとは思わなかったし。でも江國さんはうまいと思います。

しかし1冊読み通すのしんどかったです。
男女の機微、といっても所詮は恋愛物だからなあ。
短編らしく、すっきりした断面になってるけど、50歳になる私が読む本ではないと言うか、まあそんな感じかな。
長編はまた別なんだろうか。もう読まないと思うけど。

2012年1月21日土曜日

ストロベリーナイト

誉田哲也さんです。
ジウをテレビで見た時から一度読んでみたいと思ってましたが、違う作品がテレビ化されました。
本を読むまでテレビは見ないようにと思ってましたがついスペシャルだからいいかなと思ってみてしまったのがそのままこれだったようです。
なので純粋な本の感想は無理になってしまいました。

テレビとはちょっと違う部分もありますが太枠は同じ。
テレビを見た直後だったせいか、テレビのノベライズという印象がぬぐえず。
小説としては底が浅すぎいう印象。人物の造詣も話の展開も。
そもそも直感に頼って突っ走る刑事が主人公じゃ謎解きの面白さなんて期待できないし。
ドラマでも感じた物足りなさを小説読んでそのまま感じました。
考えたらジウも前半部分は謎に満ちていてすごく面白かったけど、核心に迫っていくにしたがって薄っぺらくなっていったよなあ。
話は今風で興味は引くし犯罪の動機といった部分もいかにも今風だけど、掘り下げ不足感でいっぱい。

小説としては全然だめじゃないかな。
この作家はもういいという感じ。

2012年1月17日火曜日

向日葵の咲かない夏


道尾秀介さんです。
人気作家を調べて出てきた人。図書館ですぐ予約しました。

ちょっとしたサプライズでした。
半ば過ぎまでは猟奇系のミステリと思いながら読んでましたが、後半は猟奇系の色は薄れて、ホラー系幻想系ミステリになって、収束は意外なほどすっきりと、さわやかに終わります。決してハッピーエンドではないにもかかわらず。
まいった。これって何なんだろう???
面白かったのかどうかもよくわからなくて、サプライズが強く印象として残りました。

何を書きたいのかく分からないけど、力のある作家であることは間違いないんでしょうね。
違う作品も読まなきゃだめかな???

2012年1月15日日曜日

岩明均、寄生獣、ヒストリエ


お正月明けの連休に満喫に行こうと思って読む本を長男に選んでもらったら、候補に上がったのがこの「寄生獣」。ネットでも評判良いとか。
満喫の棚には同じ作者の「ヒストリエ」もあって、読んでみましたが両方とも面白いですね~。

寄生獣はちょっとグロ系で、SF調ですが、新一とミギーの会話は時に哲学的で、おっと思わせることもしばしば。文明批評というか人類批判というか、そういう側面もあります。
長男に話したらデビルマンのパクリじゃない?という反応でしたが、うーん、確かにそういう側面もあるけどちょっと違うような、やっぱりそうかな?
デビルマンは神と悪魔の戦いという永井豪的な壮大なテーマの一部なわけですけど、寄生獣は戦いという方向ではなく人間とは何か的な、内面にもぐっていくマンガのような。
しかしデビルマンの枠組みを別方向に発展させたような部分は確かにあり、長男の指摘はなかなか鋭いのかな。
絵はあんまりです、きれいな線ですがこれといった特徴を感じない、絵だけで読みたくなるマンガではないですね。

ヒストリエのほうは絵としてはもっと精緻になってる感じで、作者の個性を感じる線になってます。
しかしそれよりも中身が面白い。
古代ギリシャの歴史家(?)の話で、子供のころからの恵まれない境遇を知恵で切り開いてく話しっぽいけど、すごく面白い。

この作者は基本的に人間のドラマを描きたいんだと感じました。

2012年1月11日水曜日

警官の紋章


佐々木譲さんです。
道警シリーズの三作目、おなじみの佐伯さんや津久井さんが活躍します。

第三作目となって読み手側も前作以上の面白さを求めるし、ちょっと難しいのかなという感じ。
本作は過去の警察不正、自殺警官の復讐、サミット警備の三本がからまって展開するが、収束感はあんまりない、なんとかまとめた程度の出来で、詰め込みすぎ感あり。
特にサミット大臣の部分は警護側の人間関係を描くだけで事件がほとんど描けてないのが不満。
内容的にはのんびりしたものではないけど、ノンストップ感がないのも話を拡散させすぎた結果だろう。
第1作目のモチーフを使って掘り下げていくあたりは1作目からの読者にとってはうれしい限りだけど、完成度は低い。
もっと単純な話にしたほうがいいんじゃないかな。

とは言っても面白いですよ。
シリーズ化した以上、シリーズ物としての面白さを積極的に取り入れたほうがいいと思いますね。佐伯さんと小島さんの関係をもっと話しの大筋に持ってくるとか。
次の作品は「巡査の休日」というらしいけど、これも読まなきゃなあ。

2012年1月7日土曜日

ベンジャミン・バトン


ブラッド・ピットの映画です。
昨日だったのかな、録画ものを今日子供たちと見ました。

面白かったです。
映画にはまだまだ力がありますね。感動しました。
特に母親のクイニーが良かったなあ。可愛いし。
しかしデイジー役のケイトブランシェットさんは美しいですね~。
奥に何かを持ってる感じの美しさですね、素晴らしいです。
ラストも微妙だけどハッピーエンドなんでしょうね。
ちょっとフォレストガンプっぽいのかな。
最近あんまり映画見てなかったけどまた見ようかな。

2012年1月5日木曜日

警察庁から来た男


またまた佐々木譲さんの警察小説です。
笑う警官の第二弾で、笑う警官ほどではないけど、ノンストップ系で読ませます。

東京から来たキャリア監察官という設定はパットしないけど、前のメンツがまた活躍するあたりはシリーズ物を読む楽しさの一つですね。
笑う警官の設定が結構大きな伏線にもなってて、最初から続編を書くつもりだったのかな?そうではなさそうだけどな、と思いながら読みました。
しかしこの作品に関しては次の作品に繋がる伏線もあるようで、シリーズを意識しているような感じもありますね。

若い女の子が簡単に殺されたりラストの捕物がわざとらしかったりという不自然さはあるけど、面白い事はまちがいなし、第三弾も借りてあるので楽しみ。

2012年1月2日月曜日

定山渓鶴雅


元日はいつも通りビューホテルでプールと温泉を楽しんできましたが、帰りの昼食に気になっていた鶴雅に寄ってみました。
そんなに混んでなくて、日帰り客用のビュッフェはやってませんでしたが、滞在客用の昼食セットを食べさせてくれました。

メニューは三品、パスタセット、カレーセット、海鮮丼で、家族5人で全種類食べました。
私はカレーでしたが、ポークが贅沢に入っていて、ちょっと甘すぎだったけどまあ満足。他のメニューも食べた家族は満足してました。
夜あまりお腹がすかなかったので、量もかなりあったようです。
前菜の生野菜からかなりおいしかったし、スープや食後の珈琲まで、値段以上という感じでした。

ホテルのロビーですが、落ち着いた感じで、クラシックがかかっていて自由に本などを読めるスペースもあります。年配客が多くて子供は殆ど見なかった。
値段はかなり高いんでしょうけど、リピーターが多いのも何となく頷けるような。
今度泊まってみたいですね。

ぎっくり腰


年末また軽くやってしまいました。確か12月24日です。(クリスマスだったのか??)
コストコでコーラを箱で買って上げ下ろしする時。ちょっとまずいかなと思いながらやっぱり、という感じでピリッときました。
幸い軽かったんで、その後ゆっくり寝てたら良くなって、仕事には全く影響なし。

実はその前から、右の背中に痛みがずっと続いてて、腎臓かな?とも思ったりしてたんですが、やっぱり筋だったんですね。
ぎっくりは9月にやったばかりだったので大丈夫だと思ってましたが......
最近体の筋が結構痛かったり、ちょっと走っただけで息が切れたりと、急に年齢を感じるようになりました。もう50歳だからなあ。
毎日の腹筋以外にもなにか運動をやったほうがいいのかな。